「世界一のナイスガイ」「こんなのまやかしだ!」ソン・フンミンが見せたエスコートキッズへの“神対応”がまさかの物議!

2019年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

涙の退場から6日後の試合で…

シェフィールド・U戦で先制点を叩き出したソン・フンミン。タックル騒動の影響を感じさせない活躍を見せている。(C) Getty Images

 ソン・フンミンの振る舞いが、まさかの物議を醸している。

 トッテナム・ホットスパーの韓国代表FWは、11月3日に行なわれたプレミアリーグ第11節のエバートン戦で、アンドレ・ゴメスに後方からタックルを仕掛け、これが原因のひとつとなり、ポルトガル代表MFは右足首を脱臼骨折という重傷を負った。

 状態の深刻さを察したソン・フンミンは顔を覆って涙を流し、一発退場を宣告されて泣きながらピッチを後にした。ロッカールームでも泣きじゃくっていたというから、本人がショックを受けていたのは間違いないが、なかには「大袈裟すぎる」、「(肘打ちを食らわされていた)A・ゴメスへの報復をごまかすための涙だ」といった批判も寄せられていた。

 後日、レッドカードが取り消しとなったため、9日のシェフィールド・ユナイテッド戦(1-1)でもスタメンでピッチに立ったスパーズの7番は、心優しい行動を見せる。

 試合前、両チームがピッチに現われると雨が降り出してきた。すると、自分の前に立つエスコートの頭の上に両手をかざし、雨を防ぐ仕草をしたのだ。これに気付いた子どもは、ソン・フンミンのほうを見上げ、ほほ笑んだ。
 
 なんとも微笑ましいこのシーンは現地でも話題に。このシーンを投稿したツイッターには、「なんていい奴なんだ」、「世界一のナイスガイ」、「自分の子どもだったらソンのエスコートをさせたい」、「純粋なハートの持ち主だ」といった称賛コメントが続々と寄せられた。

 一方で、「タックル騒動」の影響で、「こんなまやかしには騙されない」、「汚名返上に必死だな」といった批判的な意見もあった。

 いずれにしても、"神対応"を受けた少年には一生の思い出になったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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