U-22代表選出・岩田智輝の1G1Aの活躍で大分が逆転勝利!敗れたG大阪は残留を確定できず…

2019年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

宇佐美は2戦連発。ガンバは16本のシュートを放つも逆転負け

U-22日本代表に選出された岩田智輝が1G1Aの活躍。今季リーグ戦では24試合出場で4得点を記録している。写真:徳原隆元

 J1リーグは11月10日に各地で第31節の3試合を開催し、これで今シーズン残すところあと3節となった。昭和電工ドーム大分で行なわれた大分トリニータとガンバ大阪の一戦は、2-1でホームの大分が勝利を収めた。

 前節に目標の残留が確定した勝点43で8位の大分は、まだ残留が決まっていない同38の9位・G大阪を迎え撃つ。そのG大阪もプレーオフ出場となる16位・湘南とは勝点7差。結果次第では今節にも残留が確定する。

 試合は、前節2得点の宇佐美貴史が好調をそのままに早速結果を残す。G大阪は遠藤保仁から始まったパス回しから、ボールを受けた宇佐美がワンタッチでペナルティエリア内に侵入すると、左足を振り抜く。放たれたシュートはゴール左隅に突き刺さり、11分に1-0と先制に成功する。宇佐美はこのゴールでJ1通算50得点の記録を達成。

 一方ホームの大分も、日本代表に招集されたオナイウ阿道とU-22代表に招集された岩田智輝が輝きを見せる。

 39分に素早いリスタートから、オナイウが岩田にスルーパスを送ると、右サイド深くからダイレクトでクロスを上げる。ゴール前に走り込んだ三平が右足で合わせ、前半のうちに1-1の同点に追いつく。

 さらに、64分。右のCKに競り合ったオナイウからのボールをゴール前フリーで受けた岩田が、ワントラップから冷静に決め、2-1と逆転に成功した。

 G大阪にはシュート16本を撃たれ、ポゼッションでも優位に立たれた大分だが、その反撃を凌ぎ切り2-1で逆転勝利を収めた。

 この結果、大分は勝点46で7位に順位を上げた。一方のG大阪は同38で9位は変わらないが、残留を確定させることが出来なかった。

 次節、大分は敵地で清水と、G大阪はホームで仙台と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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