仙台が関口訓充&平岡康裕のゴールで清水に2発快勝! J1残留へ貴重な勝点3を獲得し11位浮上!

2019年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半の清水の猛攻をしのぎ切った仙台がクリーンシート達成!

貴重な追加点を挙げた平岡。写真:徳原隆元

 J1リーグは11月10日、各地で31節の3試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台対清水エスパルスの一戦が行なわれ、仙台が2-0で快勝を収めた。

 勝点35で並ぶ残留争い直接対決となった両者の戦い。立ち上がりから主導権を握ったのは仙台。サイドからシンプルなクロスを供給して何度も好機を創出するも、前線の長身FW長沢駿にはなかなか合わず。
 
 負けられない清水も徐々に攻勢を強め、お互いにセカンドボール回収から縦に速い攻撃を見せ、どちらが先制してもおかしくない均衡した試合展開に。

 しかし20分、仙台が敵陣の右サイドでボールを奪うと、ペナルティエリア手前右のハモン・ロペスが収める。反転して中央に柔らかいパスを供給すると、そこに走り込んでいた関口訓充がダイレクトで落ち着いてゴール右に流し込み、先制に成功する。
 
 仙台が先手を取り、1-0で折り返した後半は、ホームチームが積極的に持ち上がり、猛攻を仕掛ける。すると48分、右CKを獲得すると、このクロスに平岡康裕がニアで反応。ヘッドで反らしたボールが逆サイドに吸い込まれ、貴重な追加点を挙げる。平岡の2試合ぶり、今季2点目の得点で、清水を2点差に突き放した。
 
 その後仙台は、ビハインドを取り返したい清水の猛攻を受けるも身体を張った守備で相手攻撃陣に仕事をさせず、最後まで守り抜きクリーンシートを達成。2-0の快勝を収めた。

 この結果、残留に向けて重要な勝点を獲得した仙台は11位に浮上。清水は泥沼の4連敗で14位から順位の変動はなく、いまだ厳しい状況から抜け出せずにいる。次戦は23日、仙台はアウェーでG大阪と、清水はホームで大分と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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