Jリーグが10月の月間ベストゴールを発表!J1は「まさにジーニアス」な一撃が、J2では日本を代表するレフティーのミドルが選出

2019年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トレーニングしてきた通り崩せた形でゴールできた」

第6節の川崎戦以来となる今季2ゴール目を挙げたC大阪の柿谷。見事に月間ベストゴールに選出された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは11月8日、10月の「月間ベストゴール」を発表した。

 J1のベストゴールは、セレッソ大阪の柿谷曜一朗が第29節のコンサドーレ札幌戦(10月18日)で6分に決めた得点だ。

 選考委員の原博実氏が「味方から落とされたボールをダイレクトでひと振り。ボールは美しい放物線を描いて、ゴールに吸い込まれていった。美しいゴール」と評した先制点で、寺嶋朋也委員は、「まさにジーニアス」と評価した。

 J2では、横浜FC中村俊輔が 第38節の東京ヴェルディ戦(10月27日)で、黄金の左足を振り抜いて決めた圧巻のシュートが選ばれた。

 このミドルによる先制点は、北條聡委員が「度肝を抜く閃光の一撃。シュートの軌道を肉眼で追えないほど。黄金の左足、いまなお健在」と評し、原博実委員が「俊輔の技術があのシュートに凝縮されている」と語った。

 J3では北九州の髙橋大悟が、第26節の盛岡戦の2分に決めた「わずかなコースを確実に決めた、アイデア光る鮮やかなゴール」が選出された。原博実委員が「右サイドゴールライン際で切り替えし、相手の逆を取り、そのまま左足でのループシュート。テクニックのアイデアも素晴らしい」と称えた。
 受賞3選手のコメントは以下の通り。

【J1】
●柿谷曜一朗(FW/C大阪)

「月間ベストゴールに選んでいただき、ありがとうございます。この試合は開始からいいところでボールを受けられていたし、流れが良かったのでゴールを狙えるかなと思っていました。最初のシュートシーンだったので、思い切ってシュートした結果、トレーニングしてきた通り崩せた形でゴールできて良かったです。今シーズンも残りわずかとなりましたが、最後まで一緒に戦いましょう」

【J2】
●中村俊輔(MF/横浜FC)

「この度、明治安田生命J2リーグ10月の月間ベストゴールに選出されたこと、大変嬉しく思います。その他にもたくさんの素晴らしいゴールがあったと思うので、自分が受賞してもいいのかなと少し思っています。今回だけに限らず、これからも皆さんの記憶に残るようなゴールを決められるように練習から取り組んでいきたいと思います。そしてチームをJ1昇格へと導けるよう頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

【J3】
●髙橋大悟(MF/北九州)

「このような賞をいただけて嬉しいですし、初めてのことなので忘れられないものになると思いますし、また取れるように頑張りたいです。ゴールについては、試合の立ち上がりだったので思い切ってシュートを打った結果、入ってくれてよかったと思います。残り試合も昇格・優勝のために全力で頑張りたいと思います!」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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