怪我から復帰したものの、エース大迫は再び招集外…森保監督が語った理由は

2019年11月06日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「よりコンディションを重視して」(森保監督)

メンバー発表会見に臨んだ森保監督。大迫を選外とした理由を話した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会は11月6日、カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦(14日/ビシュケク)とベネズエラ戦(19日/大阪)に臨む日本代表メンバーを発表した。

 しかし、9月に負った左太ももの怪我から復帰したばかりの大迫勇也(ブレーメン)は不在。前回の10月シリーズ(カタール・ワールドカップ・アジア2次予選のモンゴル戦、タジキスタン戦)に続く招集外となった。
 
 直近(11月2日)のリーグ戦では先発出場し、アシストまで決めていたものの、メンバー発表会見に登壇した森保一監督は、「直近の試合映像は確認しましたし、メディカルスタッフがクラブと連絡を取って、状態は把握しています。招集は可能だったかもしれないが、よりコンディションを重視して、調子の良い選手を選んだ」と、現在の調子を重視した選考の意図を語っている。

 前回呼ばれた永井謙佑(FC東京)、鎌田大地(フランクフルト)、浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)が引き続き選出され、鈴木武蔵(札幌)も9月シリーズ以来の復帰。さらに国内でのベネズエラ戦では、オナイウ阿道(大分)が初招集されている。

"ポスト大迫"を巡る争いは、さらに熾烈を極めそうだ。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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