【J1展望】|浦和×川崎|「走力がある選手が使われるのではないか」浦和は速攻重視のメンバー構成か?川崎は守田が復帰

2019年11月04日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――「最初のひとつ、ふたつで掻い潜れればスペースを使える」(宇賀神)

故障者/浦和=武富、武藤 川崎=藤嶋、馬渡、中村
出場停止/浦和=なし 川崎=なし

J1リーグ32節
浦和レッズ - 川崎フロンターレ
11月5日(火)/18:30/埼玉スタジアム2002


浦和レッズ
今季成績(31試合終了時):11位 勝点36 9勝9分13敗 31得点・44失点

【最新チーム事情】 
●12日間で4連戦の3試合目、ACLを見据えたメンバー構成か
●守る時間が長くなるイメージは共有、奪った後のプレス回避を
●カウンターの力強さを出すためのカードは?
●前節に行なった相手選手への乱暴行為で大槻監督は不在
 
【担当記者の視点】
 ACL決勝に進出したため、今節は前倒しでの開催となる。前節の鹿島戦から中3日で、この試合直後にはナイトフライトでサウジアラビア入りしてACL決勝の初戦に備える日程。鹿島戦で半数ほどがターンオーバー起用され、この川崎戦もその流れが継続されそうだ。ただし、川崎もまた中2日のタイトな日程で乗り込んでくるため、鈴木は「試合前の準備、サッカー以前のところでの差が表われる」とも話した。

 柴戸は川崎戦について「勝点を取らなければいけない。その中ではボールを持たせるくらいの意識が必要」と話す。その上で「良い奪い方をした時に、そこから出ていけるか」をポイントに挙げた。また、宇賀神はそのために必要なこととして「川崎は良い距離感で攻撃して、奪われるとその良い距離感で奪い返しにくる。最初のひとつ、ふたつで掻い潜れればスペースを使える」と話した。そこで手を焼くと、自陣から全く出られない試合になりかねない。

 一方で宇賀神は「カウンターでの走力がある選手が使われるのではないか」とも話す。マルティノスや汰木といった長い距離のドリブルができる選手をピッチに立たせるかどうかでも、ゲームプランが見え隠れすることになりそうだ。

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