【横浜FC】まさかのイバ&レアンドロ・ドミンゲス同時外し!!下平隆宏監督が明かした大胆采配の理由

2019年11月03日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

長崎戦でイバとレアンドロ・ドミンゲスはベンチスタート。

下平隆宏監督が長崎戦でイバとレアンドロ・ドミンゲスをスタメンから外した理由を明かした。(C)SOCCER DIGEST

 勝てば暫定で自動昇格圏内の2位に浮上する長崎戦で、横浜FCの下平隆宏監督がCFのイバとトップ下のレアンドロ・ドミンゲスを先発から同時に外した。代わってスタメンに名を連ねたのは、皆川佑介(CF)と齋藤功佑(トップ下)である。

 これまで、怪我など様々な事情でイバとL・ドミンゲスのどちらかが先発から外れることはあったが、ともにスタメンを外れたケースはあまりお目にかからない。しかも、ベンチには置ける状態で、イバはアディショナルタイムからの出場、L・ドミンゲスは出番がなかった。下平監督が長崎戦のメンバー選考について、口を開いた。

「(スタメン11人は)単純に調子が良かった。トレーニングから見ていて、今は練習でみんな自分が試合に出て活躍したいというギラギラ感がある」
 
 42分には、ペナルティエリア内で皆川が縦パスをダイレクトで落とし、ポストを受けた齋藤が右足を振り抜く。シュートは相手DFに当たって、ゴールネットを揺らした。助っ人ふたりに代わって入った皆川&齋藤の連係で先制点を奪った。

「後ろにはベテランがいてしっかりゲームをコントロールしてくれる。前のほうは(若手が)伸び伸びやれる環境でもあるのかなと思います」

 指揮官の言葉通り、その後は5試合ぶりに先発した18歳の斉藤光毅も加点し、長崎を2-0で撃破。暫定ながら、自動昇格圏内の2位に浮上した。残り3節、悲願の昇格を果たすためには、長崎戦で示したように、好調な選手の活躍が重要になってくるだろう。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 
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