冨安健洋所属のボローニャ、イブラヒモビッチ獲得へ本腰! 年俸10億円を確保するためのプランとは?

2019年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

2週間前から交渉を開始

LAギャラクシーとの契約が今年いっぱいで切れるイブラヒモビッチ。去就はどうなる?(C)Getty Images

 ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了が迫るズラタン・イブラヒモビッチを誘っていることは、以前からイタリア・メディアが報じている。

 ミハイロビッチ監督はインテルでロベルト・マンチーニのアシスタントを務めていた際に、イブラヒモビッチと仕事をした経験がある。その過去から良好な関係にあり、38歳の元スウェーデン代表がフリーとなることから、ボローニャでもう一花咲かせないかと誘っているようだ。

 イブラヒモビッチ本人も、随所でイタリア復帰に関心があることをほのめかしてきた。38歳ながら「セリエAでいまだ違いをつくることができる」と豪語もしている。

 そして、ついにボローニャもイブラヒモビッチの獲得に本腰を入れ出したようだ。11月2日付の『Corriere dello Sport』紙によると、少なくとも2週間前から交渉に臨んでいるという。
 
 ボローニャのジョーイ・サプート会長は、同じくオーナーを務めるモントリオール・インパクトにも、かつてディディエ・ドログバを加入させた。ビッグネームの獲得に魅力を覚えるオーナーということだ。

 また、サプート会長は、昨季途中に就任してチームを残留に導き、さらなる躍進に野心的な指揮官の希望を叶えたいと望んでいるという。一方で、クラブのフロントも、戦力としてだけでなく、マーケティング面でもイブラヒモビッチ獲得に大きなメリットがあると評価しているとのこと。

 そこで、テクニカル部門を司るワルテル・サバティーニは、毎日のようにイブラヒモビッチの代理人を務めるミーノ・ライオラとコンタクトを取っているようだ。しかも、当初報じられていた半年契約ではなく、1年半の契約に向けて動いているという。

 ライオラ代理人はボローニャに年俸800万ユーロ(約10億円)を要求した様子。Corriere dello Sport紙によれば、ボローニャは各スポンサーにも根回ししており、報酬の一部を負担してもらう見込みだ。

 キャリアの最後に欧州復帰を望んでいると言われるイブラヒモビッチは、この冬から冨安健洋のチームメートになるのか。確かなのは、実現すれば、ボローニャのサポーターが熱狂することは間違いないということだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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