「赤と白の三角コーンのようだった」9失点惨敗を喫したサウサンプトンの吉田麻也に英紙が辛辣評価

2019年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランドのトップリーグ史上初の不名誉な記録

ヴァーディー(左)にハットトリックを許すなど失点を重ねたサウサンプトン。吉田(右)も為す術なく……。(C)Getty Images

 この結果では致し方なしか。

 現地時間10月25日に行なわれたプレミアリーグ第10節で、ホームにレスター・シティを迎えたサウサンプトンが、屈辱的な大惨敗を喫した。

 ベン・チルウェルに先制点を奪われた直後の12分、3‐5‐2の左WBで先発したライアン・バートランドが危険なタックルをして一発退場すると、瞬く間にチームは総崩れ。5分後に2点目を奪われると、その後もレスターに面白いようにネットを揺らされ、前半だけで5失点を食らう。

 後半も立て直すことができず、為す術なく4点を叩き込まれ、終わってみれば0-9。英国メディアによると、ホームでの9失点はイングランドのトップリーグ史上初の不名誉な記録であるという。

 文字通り歴史的大敗を喫したサウサンプトンへの評価は、当然ながら辛辣だ。
 
 とりわけ、3バックの中央で先発フル出場を果たした吉田麻也へのそれは厳しく、英国紙『EXPRESS』はわずか12分で退場したライアン・バートランドの3点に次いで低い「4点」をつけた(MFのオリオル・ロメウ、ヤン・ヴァレリーも同じく4点)。

 寸評でも、「赤と白のシャツがお似合いだった。なぜなら(赤と白の)トラフィックコーンのようにプレーしていたからだ」と綴り、まるで三角コーンのように「置いてあるだけだった」と酷評した。

 ショッキングな負け方で、降格圏の18位に転落したセインツの次戦は、10月29日に開催されるカラバオカップ。よりによってマンチェスター・シティとのアウェーゲームだ。

 ベストメンバーを組んでくるとは考えにくいとはいえ、リーグ随一の破壊力を誇るシティを相手に、サウサンプトンと吉田は意地を見せられるか――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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