「悔しい…」マンU戦で決定機を逸した浅野研磨がSNSで悔恨の念。ビッグクラブとの対戦で何を感じた?

2019年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合終了間際に決定機を逃した浅野

ユナイテッドとの対戦でがむしゃらに戦う姿勢を見せた浅野。試合後に反省を記した。 (C) Getty Images

 名門クラブとの戦いを終えた男がつぶやいたのは、悔恨の念だった。

 現地時間10月24日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節(L組)で、本拠地スタディオ・パルチザーナにマンチェスター・ユナイテッドを迎えたパルチザンは、拮抗した勝負を演じながらも、0-1で敗れた。

 この試合で4-2-3-1の左サイドハーフで起用されたパルチザンの浅野拓磨は、押される展開が続いた前半は存在感を発揮できなかったものの、42分にPKを決められて迎えた後半はチャンスに絡んだ。

 献身的な働きを続けた日本代表FWは、52分に巧みな持ち出しから味方のシュートチャンスを演出。さらに試合終了間際の81分には、CKからの絶妙なクロスにニアサイドで合わせて、ユナイテッドのゴールを脅かしたが、渾身のショットは相手GKセルヒオ・ロメロのファインセーブに阻まれてしまった。

 チャンスを創出しながらも、結果に結びつけられず、チームも敗戦。浅野は自身の出来に納得がいかなかったようだ。

 試合翌日に自身のツイッターを更新した24歳のサムライ戦士は、「悔しい」と書き出し、次のように続けた。

「できた手応えと出た課題。両方を力に変えられるようにまた今日から1日1日を全力でやるだけやな」

 自身への反省を綴りながらも、次を見据えた浅野。だが、3度のチャンピオンズ・リーグ制覇を誇る欧州屈指のメガクラブとの対戦は、かけがえのない経験になった様子だ。ツイートをこう結んでいる。

「こうやってビッグクラブと試合できるのは嬉しいし沢山の刺激を受ける。1つでも多くELを戦えるよう頑張ります。『感謝。』」

 ゴールという結果は残せなかったとはいえ、小さくない手応えを得た"日本のジャガー"。現地時間11月7日に行なわれる敵地オールド・トラフォードでのリマッチでの活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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