【ACL採点&寸評】広州恒大0-1浦和|クラブ初の“快挙”に貢献度の高かった選手は?

2019年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――中国遠征で初勝利!GK、DFの守備陣は軒並み高評価に

【警告】広州=ジャン・リンポン(30分)、ジェン・ジー(41分)、パク・チス(66分)、A・タリスカ(76分)、ガオ・リン(90+2分)、ヤン・リーユー(90+4分) 浦和=鈴木(32分)、西川(59分)
【退場】広州=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】興梠慎三(浦和)

[ACL準決勝 第2戦]浦和1-0広州恒大/10月23日/広州天河

【チーム採点・寸評】
浦和 7

初戦のアドバンテージを生かした試合運びで後半に止めを刺す1ゴール。ACL中国遠征でクラブ史上初の勝利を収め、歴史を作った。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 7

「カッコ悪くても守り切る」という思いを胸に決定機2回をファインセーブし、接触を恐れず飛び出した。決勝初戦が出場停止になる警告さえなければ……。

DF
31 岩波拓也 6.5

集中力を切らさず、橋岡と連携して右サイドにカギをかけた。相手ラフプレーが増えた後半もひるまなかった。

4 鈴木大輔 6.5
3バックの中央で奮闘。前半に接触で倒れたが最後まで守り通した。危険な場面もあったが、コーチングで味方を助けた面もある。

5 槙野智章 6.5
神出鬼没のアンデルソン・タリスカのポジショニングには手を焼いたが、クロスへの対応で一歩も引かないプレーだった。
MF
27 橋岡大樹 7.5
(84分OUT)
岩波と連携した右サイドの守備は安定感があり、決勝ゴールを積極的なドリブル突破と正確なクロスでアシスト。

22 阿部勇樹 6.5(88分OUT)
相手のパスミスをカットして先制点の起点に。経験豊富なベテランが完全アウェーのチームに落ち着きを与えた。

8 エヴェルトン 7
球際でマイボールにする技術の高さと、多くの局面に顔を出す運動量で存在感は抜群。正確なプレーは安心感があった。

41 関根貴大 6
16分の大きなピンチはパスカットを仕掛けて届かないプレーから。突破から攻撃のチャンスを作る機会は限られたが、押し込まれる時間には我慢を見せた。

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