「まるで赤ちゃん」「勝者じゃない」「精神的に弱い」元マンU戦士エブラ、格下に敗れたアーセナルを酷評!

2019年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファン・ペルシも…」

かつてユナイテッドの一員としてアーセナルとタイトルレースを展開していたエブラは、そんなライバルを皮肉った。 (C) Getty Images

 現地時間10月21日、プレミアリーグ第9節でアーセナルはシェフィールド・ユナイテッドに0-1と敵地で敗戦。今シーズン2敗目を喫したウナイ・エメリ監督のチームは、チャンピオンズ・リーグ出場圏外の5位に転落している。

 このパフォーマンスをかつてマンチェスター・ユナイテッドでアーセナルと覇権を競った元フランス代表のパトリス・エブラは、英衛星放送『Sky Sports』で「私は驚かないね」と酷評した。

「10年前に私は彼らのことを『赤ちゃんたち』と呼んでいたが、彼らは今も変わらない。見ていても『赤ちゃんたちだ』と思うんだ。それが事実だよ。敬意を欠いているわけじゃない。彼らはプリティーに見えるが、勝者のチームには見えない。良いサッカーを好むが、私は彼らとの対戦に満足していた。自分が勝つと分かっていたからだ」

 さらにエブラは「ロビン・ファン・ペルシが(ユナイテッドに)来た時に、初日に握手をしてから彼に『大人の男のクラブにようこそ』と言ったんだ。最初、彼は怒っていたが、1か月後には『君がまったく正しかった』と言ってきたよ」と続けている。

「(アーセナルには)リーダーシップがまったく見えないんだ。気質やパーソナリティ-がない。彼らは精神的に弱く見える。ピエール=エメリク・オーバメヤンとアレクサンドル・ラカゼットのことはリスペクトするが、彼らが得点できないと、アーセナルは困難に陥る。そして、何も変わらない。『アーセナルはどこだ?』みたいにね」

 また、元リバプールのジェイミー・キャラガーも、「同じことを言っているが、エメリの下でも何も違わない。アーセン・ヴェンゲル政権の最後から何も変わっていないと思う。実際、それよりひどく見えるよ」と、アーセナルを批判している。

 以前のライバルたちからこき下ろされてしまったエメリ率いるアーセナルは、これから彼らを見返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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