熾烈な三つ巴の争い!!3位横浜が3-1快勝で鹿島&東京を勝点差1で追走!湘南は7戦勝ちなし泥沼4連敗…

2019年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

仲川がテクニカルな一撃で先制弾!M・ジュニオールは得点ランク単独トップのPK弾

先制点を決めた仲川。神奈川ダービーで勝利に導くゴールを奪った。写真:滝川敏之

 J1リーグは10月19日、各地で29節の6試合を開催。ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜F・マリノス対湘南ベルマーレの神奈川ダービーが行なわれ、3対1でホームの横浜が勝利した。

 試合は3位の横浜に対し、7試合ぶりの勝利を目指す湘南がアグレッシブな姿勢で攻守に奮闘。一進一退の攻防を見せる。30分には、セットプレーから坂圭祐のヘディングでの折り返しに大野和成がボレーで合わせるも、うまくヒットせず山なりとなったシュートはクロスバーに当たり枠を外れた。

 すると39分、横浜がチャンスを活かす。湘南ゴール前に押し込んだ横浜は、仲川輝人が巧みな足技から左足で技ありのコントロールショット。これがネットを揺らし、横浜が先制した。

 横浜はさらに後半立ち上がり、仲川のドリブル突破が相手ゴール前でのファウルを誘発。このFKをマテウスが左足で沈め、横浜が2点差に突き放す。

 勢いに乗った横浜は攻撃の手を緩めず、交代出場の遠藤渓太がドリブルで仕掛けてPKを獲得。これをマルコス・ジュニオールが落ち着いて沈め、3対0とさらにリードを広げる。

 結局、試合はアディショナルタイムに湘南の山崎凌吾が1点を返すも、3対1でタイムアップ。横浜が湘南を下し、2連勝。6戦負けなし(5勝1分け)とした。横浜は勝点55として、同56の首位・鹿島、2位のFC東京に勝点差1と迫った。一方、浮嶋敏新監督の初陣を飾れなかった湘南は同31にとどまり、降格圏が迫ってきている。

 これで首位争いは、熾烈な三つ巴の様相を呈してきた。横浜はこの日先制ゴールを挙げた仲川が負傷退場しており、怪我の程度が気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb
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