「スキルとクオリティ―が…」久保建英が最も驚かされたマドリーの選手とは? アザールとの練習は「少し感動」

2019年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「恐怖条項の撤廃で出場は可能」

マジョルカではここまで6試合に出場して1アシスト。待望の初ゴールはいつ生まれるのか?(C)Mutsu KAWAMORI

 10月19日(日本時間20日)に行なわれるラ・リーガ9節で、マジョルカの久保建英は、レアル・マドリーとの「特別な一戦」に挑む。今夏にFC東京を退団して"白い巨人"と電撃契約を結び、この昇格クラブにレンタル移籍をした日本代表MFにとって、"保有元"との対戦になるからだ。

 ちなみにマドリーはこれまで、レンタル中の選手がマドリー戦に出場するのを禁じる「恐怖条項」を設けてきたが、今シーズンから撤廃。久保も問題なくピッチに立つことができる。

 この一戦を前に、地元メディアも久保に注目しているようだ。マドリードに拠点を置く『Marca』紙が、18歳のサムライ戦士のロングインタビューを掲載した。

 マドリー戦を控えているということもあり、プレシーズンを過ごしたその保有元に関する質問も少なくなかった。
 
 今年の6月14日に入団が決定した際、マドリーが公式声明で、久保のことを「世界で最も有望な若手のひとり」と紹介したことについて訊かれると、「クラブが誇張しているとは思わないので、僕は多くを与えなければならないと思います」と返答した。

 また、「マドリーでのプレシーズンはどうだったか?」という質問には、「フライトが非常に長く、スケジュールも詰まっていましたが、非常に良い経験でした」と返した。

 そして、そのプレシーズンで「最も驚いたプレーヤー」には、「マドリーはワールドクラスの選手ばかりなため、誰もが質の高いことをすでに知っていました」と前置きしつつ、イスコの名前を挙げ、「(キャンプに)少し遅れて参加しましたが、スキルとクオリティ―に驚きました」と答えている。

 また、プレシーズン中にエデン・アザールに「あなたのビデオを見ています」と言ったことについては、「(見ているのは)本当です。例えば、コパ・アメリカの前にもチェックしました」と返答。そのベルギー代表FWと一緒にトレーニングをし、「非常に優れた選手なのは分かっていましたが、実際に目の当たりにすると少し感動しました」と明かした。
 

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