上田綺世がPK獲得&同点弾!首位・鹿島は松本の堅守を崩しきれず1-1のドロー決着!

2019年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本が9分に幸先良く先制するも…

今季4点目となる同点ゴールを決めた上田。写真:滝川敏之

  代表ウィークが明け、2週間ぶりの再開となったJ1リーグは、10月18日に29節の3試合を各地で開催。サンプロ・アルウィンで行なわれた、松本山雅FCと鹿島アントラーズの一戦は、1-1の痛み分けとなった。
 
 J2自動降格圏脱出を目指す17位・松本は、前々節から敷いている攻撃的な3-5-2システムをふたたび採用。一方、主力4名が負傷で離脱中の首位・鹿島は、若手のFW上田綺世やMF名古新太郎を先発で起用した。
 
 試合は、開始直後から杉本太郎が遠い位置から力強いシュートを放つなど、松本が積極的に攻勢に出る。
 
 すると10分、右CKのこぼれ球に反応した高橋諒がペナルティーエリア手前中央からグラウンダーのシュートを放つと、ゴール前で構えていた永井龍がコースを変えて、ネットを揺らす。松本が幸先よく先制する。
 
 その後もホームチームは、敵陣までしっかりとボールを繋ぎ、最終ラインの裏を狙うなど、優位に試合を進めていたが、36分に前線で効いていたセルジーニョが接触で負傷し、交代を余儀なくされてしまう。
 
 結局このままスコアは変わらず、松本の1点リードで前半を折り返した。
 後半に入り、徐々に本来のリズムを取り戻した鹿島は58分に、ペナルティエリア内での競り合いで上田綺世が相手DFに倒され、PKを獲得する。自らキッカーを務めた上田がゴール右に落ち着いて決めて同点に追いつく。上田は今季4点目に。
 
 前半とは打って変わって主導権を握る鹿島が、サイドから攻め上がる松本に対し落ち着いた守備対応でボールを奪うと、ゆっくりとしたビルドアップで相手を押し込む。終盤は長い時間、敵陣深くでプレーするも、最後まで得点は生まれず、1-1のドロー決着となった。
 
 次節は11月2日に、松本はアウェーでC大阪と、鹿島はホームで浦和と対戦する。

【松本 1-1 鹿島 PHOTO】上田綺世が同点弾!首位鹿島は松本の堅守を崩しきれずドロー決着! 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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