「本田圭佑がミランの10番を背負ったことは歴史に残る」レジェンドのバレージが語る

2019年10月18日 白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

苦しんだ時期もあったが…。

来日したバレージとミラン時代の本田。写真:徳原隆元、Getty Images

 ミランの伝説的なキャプテンには、日本代表MFはどう映っていたのか。10月18日、来日中のフランコ・バレージがオフィシャルファンクラブ開設とアカデミー東京改革の発表イベントに参加。本田圭佑について話を聞いた。
 
 バレージは1980年代後半から1990年代中期にかけて世界トップレベルに君臨し、あらゆるタイトルを総なめにしたミランのスーパーレジェンド。97年の引退後は下部組織の監督を務め、現在はミランの幹部を務めている。
 
 そのバレージは、2014年1月から17年6月にかけてミランに所属した本田についてこう語った。
 
「日本のみなさんは素晴らしい選手だと分かっていると思うが、ミランでも良い活躍を見せてくれたと思うよ。もちろん苦しんだ時期もあった。ただ、少なくないゴールを決めたこと、そしてミランの10番を背負ったことはミランの歴史に残る」
 
 本田のミラン通算成績は公式戦92試合で11ゴール・14アシスト。加入2、3年目はレギュラーだったが、最終年は1シーズンの大半をベンチで過ごす苦しい時期を過ごした。そでもバレージは、その悪くない成績、そして栄光の10番を背負った事実が歴史に残ると称えたのだった。
 
取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
 
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