【2014 J1寸評・採点|34節】新潟対柏

2014年12月09日 週刊サッカーダイジェスト編集部

新潟対柏

新潟 0-2 柏
得点者(アシスト)/66分:レアンドロ(大田)、92分:鈴木
             
【新潟】
[GK]
21 守田達弥 5.5 
ビッグセーブもあったが、柏の執念に報われることなく2失点。
[DF]
2 大野和成 5 
後半、位置取りを変えたレアンドロとのマッチアップで後手に回る。
3 大井健太郎 5.5 
最後のセットプレーで競り勝てず、鈴木に痛恨のゴールを許す。
4 舞行龍ジェームズ 6 
中・長距離パスのビルドアップで、右サイドバック起用に応えた。
24 川口尚紀 5.5 
ボールを奪いに行く出足は光ったが、マークの受け渡しに迷いあった。
[MF] 
6 小林裕紀 5.5 
後半、間延びした中盤でセカンドボールを押さえきれずに苦慮。
8 レオ・シルバ 6 
広範囲をカバーする守備力は相変わらず。ボール奪取から前に運ぶ。
10 田中亜土夢 5.5 
80分の決定機はバーに嫌われ、J1通算200試合出場を飾れず。
23 山本康裕 5.5 
コンパクトさを失った中盤で中継点になろうとしたが……。
[FW]
28 鈴木武蔵 6 
左右のスペースに流れてパスを受け、チームが押し込む先陣に。
30 指宿洋史 5.5 
ロングボールを収めようと身体を張ったが、厳しい寄せに持ち味を出せず。
[交代出場]
32 ラファエル・シルバ(FW) 5.5 
厳しいマークになかなか前を向けず、決定的なシュートがなかった。
18 成岡 翔(MF) 5 
ボールコントロールに苦しみ、効果的にチャンスに絡めなかった。
25 小泉 慶(MF) 5.5 
縦に運ぶ推進力を見せたが、判断悪い強引なシュートで逸機もあった。
[監督]
柳下正明 5.5 
前半は狙い通りだったが、疲労が出始めたチームを再活性化できず。
 
【柏】
[GK]
1 桐畑和繁 6.5 
キックは安定しなかったものの、シュートへの反応が抜群。守備を引き締めた。
[DF]
4 鈴木大輔 6.5 
終了間際に値千金のゴール。ACL出場の可能性をつなぐ4位フィニッシュに導く。
23 渡部博文 6 
厳しく寄せてボールを奪うと、正確なつなぎで攻撃にリズム与えた。
32 中谷進之介 6 
クレバーなカバーリングで新潟の攻撃の芽を的確に摘んでいった。
[MF]
7 大谷秀和 6.5 
攻守ともに好判断が光る。ポゼッションを取り戻す原動力となった。
13 高山 薫 5.5 
押し込まれた前半、背後のスペースに出て行く推進力を発揮できず。
18 ドゥドゥ 5.5 
警戒される中、突破を試みたが不発。接触プレーで無念の負傷交代。
22 橋本 和 5.5 
新潟守備陣の厳重警戒に遭い、持ち味である突破を封じ込められた。
25 小林祐介 6 
位置取りよくセカンドボールを押さえ、新潟のロングボールを無力化。
26 太田徹郎 6.5 
ゴールに向かう姿勢が素晴らしく、好キックで2得点の起点にもなる。
[FW]
11 レアンドロ 6.5 
後半、右サイドから仕掛けて新潟の堅陣を崩し、冷静なタッチでゴール。
[交代出場]
9 工藤壮人 6.5
左サイドでタメを作り、タイミングを得た仕掛けで新潟を揺さぶった。
20 茨田陽生 6.5 
3列目から前に出て行く積極性でサイド攻撃を活性化。攻勢呼び込む。
19 木村 裕 6.5 
途中出場ながらシュート3本。ゴールへの執念が、勢いを生んだ。
[監督]
ネルシーニョ 6.5 
交代カードを切って選手と配置を変え、反撃ムードを一気に高めた。
 
[試合内容]
前半は新潟がサイドのスペースに鈴木武を走らせて押し込み、ペースを握る。しかし後半は柏が選手交代を絡めつつ、サイドに起点を作り始めて優位に立つと、主砲レアンドロと鈴木大がゴール。4位フィニッシュでACL出場の可能性をつないだ。
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