【J2】横浜FCが2試合連続のAT勝ち越し弾で暫定2位浮上!昇格争いは2位から9位までが勝点7差の混戦

2019年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

1試合少ない大宮は2位に勝点差1で暫定4位に

横浜FCは2試合連続でアディショナルタイムのゴールで暫定2位に浮上。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 10月15日、台風19号の影響で代替開催となっていたJ2リーグ第36節の1試合が開催された。ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた横浜FC対ツエーゲン金沢の一戦は、3-2でホーム横浜FCが勝利を収めた。

 試合は22分、ホームチームが幸先良く先制点を挙げる。中山克広のドリブル突破からFKを獲得すると、キッカーのレアンドロ・ドミンゲスのクロスにゴール前フリーでイバが反応。頭で薄く当てコースが変わったボールは、左のポストに当たってゴールに収まり、1-0と横浜FCが先制する。

 しかし39分、FKからの流れで、最後は金沢DFの山本義道に頭で合わせられ1-1の同点に追いつかれてしまうと、さらに47分、再び左のクロスボールからクルーニーに右足で合わせられ、1-2と逆転を許してしまう。

 J1自動昇格に向け負けられない横浜FCは、81分に草野侑己の2試合連続ゴールで2-2と試合を振り出しに戻す。さらに草野はアディショナルタイムに自身でPKを獲得し、それを確実に決め、90+5分に3-2の逆転に成功する。そのまま試合はタイムアップを迎えた。

 この結果、横浜FCは勝点64で、暫定ながら自動昇格となる2位に浮上。金沢は同50で12位のままとなった。

 一方、大宮アルディージャ対アビスパ福岡は、台風19号の影響で13日に予定されていた代替試合も中止になり1試合が未消化。

 そのため暫定となるが、今節を終えJ2リーグは、自動昇格圏の1位が勝点69で柏、2位が同64で横浜FC。昇格プレーオフ圏は、3位に勝点64で山形、4位に1試合未消化で同63の大宮、5位に同60の水戸、6位に同59の京都と続く。さらには7位甲府と8位徳島は勝点58でならび、9位岡山が同57と首位と12ポイント差で残り6節を戦う。2位から9位までは、依然勝点差7の混戦状態だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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