「未来はマドリーに」「市場価値は12億円」久保建英、スペイン紙の「レアルが保有する逸材」特集に堂々の登場!

2019年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「銀河系」からの方針転換

マジョルカにレンタル中に久保。マドリー復帰はいつになるのか?(C)Mutsu KAWAMORI

 フロレンティーノ・ペレス会長の下、近年は有望な若手の獲得に力を注いでいるレアル・マドリー。10月14日付けのスペイン紙『AS』が、マドリーが保有する24歳以下の若手を特集している。

「未来はマドリーにある」としてピックアップしたのは、12人の俊英たちだ。そのうち現在マドリーでプレーしているのが、フェデリコ・バルベルデ、ロドリゴ、ヴィニシウス・ジュニオール、マルコ・アセンシオ、エデル・ミリトン、ルカ・ヨビッチの6人。

 他チームにレンタル中なのが、マルティン・ウーデゴー(レアル・ソシエダ)、ダニ・セバジョス(アーセナル)、セルヒオ・レギロン(セビージャ)、アシュラフ・ハキミ(ドルトムント)、アンドリー・ルニン(バジャドリー)、そして久保建英(マジョルカ)だ。

 記事は、この日本の至宝について次のように紹介している。
 

「この日本人をフリーで獲得したのは、マドリーによる大きな動きだった。まだ18歳ながら、市場評価額は1000万ユーロ(約12億円)。現在はマジョルカでプレーしていて、すでに日本代表の一員であり、6キャップを刻んでいる(チームが6-0で勝ったモンゴル戦は出場していない)。タジキスタン戦では、出番があるかもしれない」

『AS』紙によると、かつてはビッグスターをかき集めて「銀河系軍団」を築いてきたマドリーだが、近年、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーといった大富豪が所有するクラブとの札束合戦を強いられるようになり、方針を転換。若い有望株を獲得するようになった。

 もちろん、サインをするのが目的なのではなく、将来のネイマールやキリアン・エムバペを安価なうちに確保するのが狙いで、そのために原石の発掘に力を入れている、と記事は綴っている。

 今回ピックアップされた12人のうち、久保はロドリゴと並んで最も若い。マドリーが今後もポリシーを貫くならば、将来的にレンタルバック、そしてトップチーム昇格も、十分に可能性があるということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】ピンポイントクロス炸裂!久保建英のラ・リーガ初アシストはこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事