「俺もつらいし、泣けるよ」引退発表の佐藤勇人に、オシムチルドレンが“激アツ”ポエムを贈る!

2019年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

3歳年下の後輩がインスタグラムで

16日の14時から引退会見をする佐藤勇人。その模様はクラブのオフィシャルインスタグラムでライブ配信される予定だ。写真:滝川敏之

 ジェフユナイテッド市原・千葉は10月13日、主将の佐藤勇人が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 今季キャプテンを務める佐藤勇人は、94年に千葉の下部組織に加入し、2000年に双子の弟である寿人らとともにトップチームに昇格。08年、09年の2シーズンを京都サンガで過ごしたのを除き、キャリアのほとんどを千葉でプレーしてきた。今シーズン千葉に復帰した寿人とは、18年ぶりにチームメイトとしてプレーし、J1昇格を目指していた。

 そんな佐藤勇人の才能を昇華させたのが、イビチャ・オシム監督だった。03年から日本代表監督に就任する06年まで千葉を率いていたオシムは、「考えて走るサッカー」を実践し、Jリーグカップ(現ルヴァンカップ)を連覇するなど、一時代を築いた。

 佐藤勇人をはじめ、主力を担った阿部勇樹、巻誠一郎、羽生直剛らは「オシムチルドレン」と呼ばれ、日本代表にも招集された。

 そのオシムチルドレンのひとりで、3歳年下の水野晃樹(現SC相模原)が、引退の一報を受け、自身のインスタグラムで"激アツ"のポエムを贈っている。

「佐藤勇人という男」という出だしでスタートするその詩のなかで、水野はこの先達のことを「ジェフ愛に溢れた闘志あふれる男」、「いつまでもサッカー小僧の男」などと表現。「けどこの報告、俺もつらいし、泣けるよ、、、」と想いを綴っている。

 J2リーグは残り6節。現在17位に低迷するジェフ千葉の残留させることが、佐藤勇人の最後のミッションとなる。そのラストダンスから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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