【J2】降格圏の栃木に先制されるも、甲府が終盤に追いつき1-1の痛み分け

2019年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

勝点1を積み上げ、暫定ながら甲府は昇格プレーオフ圏内をキープ

アラーノの移籍後初ゴールをアシストした小出悠太。写真:徳原隆元

 10月13日にJ2リーグ36節の4試合が各地で開催された。台風19号の影響もあって、大宮×福岡の試合は中止、その他でもキックオフ時間の変更や日程変更などもあった。

 山梨中銀スタジアムで行なわれた、ヴァンフォーレ甲府対栃木SCの一戦は、1-1の引き分けに終わった

 J2リーグも終盤戦に迫ってきて、前節の金沢戦で勝利しプレーオフ圏内となる6位に浮上した甲府が、降格圏の21位に沈む栃木を迎えた。

 試合は8分に動く。アウェーの栃木は右サイドからのクロスを川田拳登がそらすと、これに反応した大﨑淳矢が右足でボレーを放ち1-0と先制に成功する。

 J1昇格に向け勝点を落とせないホームの甲府も攻勢に出るが、前半はこのまま折り返した。
 
 後半甲府は、武岡優斗に代えて金園英学を、小椋祥平に代え、アラーノを、宮崎純真に代え、森晃太を投入すると、終盤に待望の同点弾が入る。右サイドからの長いクロスボールに反応したアラーノが頭で合わせ、力強いシュートがゴール右に吸い込まれた。アラーノは移籍後初ゴール。

 その後もエースのピーター・ウタカを中心に攻め続けた甲府だったが、栃木の粘り強さもあって1-1のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 この結果、勝点1を積み上げた両チーム。ともに暫定ながら甲府は6位、栃木は21位と順位は変わらず。次節甲府は東京Vのホームに乗り込み、栃木はホームに琉球を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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