「ピッチ上で死ねる」「GKだってやる」フランス代表エムバペ、“恩師”デシャンへの絶大な信頼を告白!

2019年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

いち早く代表に呼んでくれたデシャンへの想い

いまやフランス代表の主軸のひとりとなったエムバペ(左端)がデシャン(右端)への感謝を口にした。 (C) Getty Images

 フランスの"怪童"にとって、恩師とも言うべき指揮官なのかもしれない。

 現地時間10月12日、フランスの民間テレビ局『TF1』の取材に応じたキリアン・エムバペは、代表監督であるディディエ・デシャンに対しての想いを口にした。

 2017年3月のルクセンブルク戦でフランス代表デビューを飾って以来、日進月歩の成長を遂げているエムバペ。19歳で出場した昨夏のロシア・ワールドカップでは、最優秀若手選手に輝くなど、出色のパフォーマンスを披露して、母国の世界制覇に大きく貢献した。

 今年12月に21歳となるヤングスターは、自身の実力をいち早く見抜き、躊躇なくレ・ブルー(フランス代表の愛称)の一員に迎え入れてくれたデシャンへの想いを次のように語っている。

「とくに僕がクラブ(モナコ)でプレーできていなかった時期に、フランス代表に選出してくれたことは嬉しかった。選手として、あれは計り知れないほど大きな意味を持つことなんだ。とても強い絆だよ。とても強いね。世界中のお金に匹敵するくらい価値のある信頼の証さ」

 さらにエムバペは、指揮官への信頼を最大級の言葉で表現した。

「監督が僕を信頼してくれているのは分かってる。だから、監督のためならピッチの上で死ぬことさえ厭わないつもりでいる。もし、指示されれば、何だってやる。きっとゴールキーパーだろうとね」

 故障の影響もあり、6月のアンドラ戦以来、フランス代表としてプレーしていないエンバペ。"恩師"のために、早期復帰を望んでいることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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