現地時間10月12日、欧州各地でEURO2020予選の第７節が行なわれた。

　グループFでは、ここまで６戦６勝のスペインが、４位のノルウェーと敵地で対戦。47分にサウール・ニゲスが利き足とは逆の右足でミドルを叩き込んで先制し、このまま逃げ切るかに思われたが、後半アディショナルタイムにGKケパ・アリサバラガがPKを献上。これを決められて土壇場で２ポイントを失い、予選突破はお預けとなった。

　同じく無傷の６連勝でJ組の首位を快走するイタリアは、ギリシャをホームに迎えた。０‐０で迎えた63分に敵のハンドで得たPKをジョルジーニョが冷静に決めて先制すると、72分にフェデリコ・ベルナルデスキが得意の左足で強烈なミドルを突き刺して加点。その後も主導権を渡すことなく試合を支配し、順当に７大会連続10回目の本大会出場を決めた。
 

　グループDでは、84分のユスフ・ポールセンのゴールで難敵スイスとの大一番を制した２位のデンマークが、ジョージアとスコアレスドローに終わったアイルランドと12ポイントで並んでいる。

　12日に行なわれたEURO2020予選８試合の結果は以下の通りだ。※左側がホームチーム。（　）内は勝点。

【グループD】
ジョージア（５）　０－０　アイルランド（12）
デンマーク（12）　１－０　スイス（８）

【グループF】
フェロー諸島（０）　０―３　ルーマニア（13）
ノルウェー（11）　１－１　スペイン（19）
マルタ（３）　０－４　スウェーデン（14）

【グループJ】
ボスニア・ヘルツェゴビナ（10）　４―１　フィンランド（12）
リヒテンシュタイン（２）　１－１　アルメニア（10）
イタリア（21）　２－０　ギリシャ（５）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部