「ロドリゴや久保建英と同じように…」ザルツブルク南野拓実の19歳相棒FWにマドリーが熱視線! 現地紙が報じる

2019年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

CLデビュー戦でハットトリック

ザルツブルクの攻撃を力強く牽引するハーランド。南野との連携も良好だ。(C) Getty Images

 飛ぶ鳥を落とす勢いでゴールを量産している点取り屋の争奪戦に、レアル・マドリーも参戦する構えのようだ。

 10月11日付きのスペイン紙『AS』が報じたところによると、マドリーがレッドブル・ザルツブルクに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに興味を持っているという。

 現在19歳の大型ストライカーは、今年1月に、母国ノルウェーのモルデからオーストリアの絶対王者に加入。1年目は5試合で1得点に終わったものの、シーズン終了後にノルウェー代表の一員として出場したU-20ワールドカップのホンジュラス戦(12-0)で、トリプル・ハットトリック(9ゴール)を達成し、一躍注目を浴びた。

 そして新シーズンが開幕すると、ここまで公式戦11戦18発の大暴れ。とりわけ衝撃的だったのが、チームにとっても自身にとっても、チャンピオンズ・リーグ(CL)での"初陣"となった9月17日のヘンク戦(6-2)。2004年のウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)以来となる10代でのハットトリックを、しかも前半だけで達成するのだ。

 続く第2節でも、リバプールを相手に南野拓実のアシストからネットを揺らし、評価は高まるばかりだ。
 
 記事によると、マドリーは今夏、12月で32歳となるカリム・ベンゼマのバックアッパー兼将来的な後釜候補としてルカ・ヨビッチを獲得したが、さらにハーランドにも触手を伸ばしているという。

 21歳のヨビッチは出場時間が短いとはいえ、いまだノーゴールとインパクトを残せていないため、代替候補として考えているのかもしれない。

『AS』紙は、ハーランドの獲得は、「ロドリゴやヴィニシウス、久保建英を手中にしたのと同じ戦略」と綴り、近年マドリーが推し進めている有望タレントの確保の一環だとしている。

 このティーンエージャーにはモルデ時代の恩師であるオレ・グンナー・スールシャール監督が率いるマンチェスター・Uも興味を抱いているという。いずれにしても、遅かれ早かれこの大器がビッグクラブのユニホームに袖を通すのは、間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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