【ルヴァン杯|採点&寸評/鹿島】第1レグは痛恨の逆転負け。ミス散見の犬飼、決定機逸の上田は厳しく評価

2019年10月09日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

唯一の及第点は途中交代の内田

【警告】川崎=馬渡(9分)、長谷川(16分)、 鹿島=レアンドロ(44分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】脇坂泰斗(川崎)

[ルヴァンカップ準決勝第1戦]川崎3-1鹿島/10月9日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 5
試合の入りは良く、その流れで先制に成功。ただその後は劣勢の展開。前半のうちに同点に追いつかれて、後半もペースを取り戻せずに2失点。中盤の攻防で後手を踏み、相手の素早い攻守の切り替えの前に苦しんだ。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5
1失点直後のL・ダミアンのバイシクル弾はしっかりセーブ。ただ、後半は痛恨の2失点。ハイボールの処理もやや不安定だったか。
 
DF
2 内田篤人 6(81分OUT)
2分に思い切ったシュート。本職の守備では1対1の場面でほぼ負けていなかった。アウトになりそうなボールを見事にトラップ。スタンドを沸かせた。
 
5 チョン・スンヒョン 5.5
鋭い出足でピンチを未然に阻止。入ってくるボールを懸命に撥ね返し続けたが、川崎の厚みのある攻撃に押し込まれた。
 
39 犬飼智也 5
自陣で横パスをかっさらわれるなど、ミスパスが散見。タイトなディフェンスが光るも、失点は防げなかった。
 
26 小池裕太 5.5
前半は持ち前の攻撃センスを発揮する場面が少なかった。後半も我慢の時間帯が続くが、辛抱強く守っていた。
 
MF
37 小泉 慶 5.5
徐々に守勢に回る展開のなか、身体を張った守備で奮闘。ただ、流動的な相手の中盤を捕まえるのに苦心した印象。
 
6 永木亮太 5.5
前後左右への"圧"の強いプレーで簡単に危ない場面を作らせず。奪った後の反撃を考えた的確なプレーでチームを助けたが、相手に翻弄されるシーンも。

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