「だからフットボールは素晴らしい」今季初ゴールのメッシ、敵の10番とのツーショットに大反響!

2019年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシが上半身裸でカンプ・ノウの階段に座り込み…

試合中は激しくボールを取り合うシーンも見られたバネガ(左)とメッシ(右)。  (C) Getty Images

 10月6日に行なわれたラ・リーガ第8節で、バルセロナはセビージャとホームで対戦し、4-0で快勝を収めた。

 この試合で、3-0で迎えた78分に直接FKで今シーズン初ゴールを決めたのが、リオネル・メッシだ。スペイン紙『MARCA』のアルゼンチン版によれば、この10番にとって、これがペナルティー・エリア外からの通算100ゴール目となるという。

 試合結果やこの美しいゴールとともに、同紙が注目したのは、試合後にスタジアムの階段でみられた、ある光景だ。ユニホームを脱いで上半身裸となったメッシが、膝を抱えるよう姿勢で階段に腰かけ、隣に座る人物に何事か語り掛けている。その相手は、この日対戦したセビージャのMFエベル・バネガだ。

 アルゼンチン代表で長きに渡って苦楽をともにし、ピッチを離れても仲が良いことで知られているふたりの写真を掲載した『MARCA』紙は、次のように綴っている。

「試合後、ロッカールームへとつながる場所にふたりの友人。それぞれのクラブのシャツを抱えている。ライバルでありながら、代表ではともに時間を過ごすふたりのアルゼンチン人は、カンプ・ノウの階段でフットボールについて語り合っていたのかもしれない。メッシとバネガは、この時だけは90分間のライバル関係を忘れて、語り合っていた。素晴らしい思い出の1コマ」

 バルセロナの公式SNSにも投稿されたこの印象的なツーショットにファンが反応。メッシとバネガの友情とスポーツマンシップに拍手を送っている。

「試合の結果よりも、この姿がうれしい」
「ピッチの上ではライバルだけど、ピッチ外では友人」
「この姿こそ、我々が彼らのプレーを楽しんでいる理由だ」
「ふたりは盟友なんだ。疑いようがない」
「真のチームメイトとはこのこと」
「だからフットボールは素晴らしいんだ」

 こうした称賛のコメントのほかに、メッシに対しては「(アントワーヌ・)グリエーズマンともこういった話し合いを」「次はFKじゃなくて流れからのゴールを決めて」といったリクエストも寄せられていた。

 いずれにしても、ようやく今季初ゴールを決めた"キング"の爆発をファンは期待していることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【写真&動画】メッシとバネガが試合後に語り合う姿&鮮やかFKはこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事