「クソほどウンザリしてる…」ザルツブルクの超逸材FWがマンU移籍の噂を報じるメディアを批判

2019年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ステップアップの噂が絶えない超逸材

怒涛のゴールラッシュで、メガクラブ垂涎の存在となっているハーランドが、周囲の喧騒を一蹴した。 (C) Getty Images

 今シーズンに一躍ブレイクを果たしたレッドブル・ザルツブルクの大砲、アーリング・ハーランドは、メガクラブへのステップアップ移籍の噂が絶えない。

 現在19歳のストライカーは、今年の5~6月に開催されたU-20ワールドカップにノルウェー代表の一員として出場。グループステージ第3戦(12-0)で、ホンジュラスを相手にトリプルハットトリック(9点)の離れ業をやってのけた。

 シーズンに入ってからも、その勢いは止まらず、9月17日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのデビュー戦(ヘンク戦)で叩き込んだハットトリックを含め、公式戦11試合で18ゴールと得点を量産している。

 そんな超逸材FWをビッグクラブが見逃すはずがない。すでに複数のクラブが水面下で動いていると取り沙汰され、とりわけ頼りになるストライカーの獲得を画策しているマンチェスター・ユナイテッドは、早ければ1月の移籍市場で本格交渉を始めるとも報じられている。

 ステップアップ移籍の噂が浮上するのは、それだけ際立った活躍をしているからだが、当の本人はそうした声にウンザリしているようだ。

 ノルウェー・メディア『VG』によれば、ハーランドは移籍についてコメントを求められ、次のように答えたという。

「うん。メディアの注目度は特大だね。でも、それは良いプレッシャーだよ。ユナイテッド入りの噂について? クソほどウンザリしてる」

 激しい言葉を発したハーランドは、さらにこうも続けている。

「本当につまんない。1から10の数値でいえば、どれくらいウンザリしているかって? 9.9だよ。クラブは僕を守ってくれてるけど、将来的にはこうした状況が改善されることを願ってる。放っておいてほしんだ」

 マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督は、かつて所属したモルデ時代の恩師でもある。だが、サッカー界注目の若き点取り屋は、地に足をつけて、まずはザルツブルクで実績を積むことを望んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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