浦和がリーグ戦9試合ぶりの勝利!ACLに続き、2発のゴラッソで清水に2-1逆転勝ち!

2019年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何本打っても決まるゴールではないですよね」

今季2ゴール目が、この日の決勝点になった浦和の橋岡大樹。U-22日本代表にも招集されている。写真:徳原隆元

 J1リーグは10月6日に28節の残り3試合が各地で開催された。埼玉スタジアムでは、今節開始前まで13位の浦和レッズと10位の清水エスパルスの一戦が行なわれ、2-1でホーム浦和が勝利を収めた。

 残り6節となったJ1終盤戦で、残留に向けて勝点差3の直接対決となった。


 前半は前節、湘南を相手に6-0と完勝した清水がその好調を持ち込み、浦和ゴールに迫る。すると19分にドウグラスが結果を出す。左サイド、敵陣深くからのロングスローをペナルティ内に送り込むと、こぼれ球に反応した河井陽介が頭で落とす。このボールを密集の後方に位置していたドウグラスが左足を振り抜いて、ゴール左隅に突き刺し1-0と先制に成功する。

 ホームの浦和も失点後に清水を敵陣に押し返すと、前半アディショナルタイムにカウンターから最後は興梠慎三が決め1-1とする。エヴェルトンの展開から、右サイドの橋岡大樹がアーリークロスを入れると、興梠がDFの前に入り込みヘディングでネットを揺らす。振り出しに戻してそのまま前半を終えた。

 後半は一転して立ち上がりから浦和が押し込む展開が続くと、迎えた75分、浦和に待望の追加点が入る。FKの流れからクロスボールのこぼれ球がペナルティエリア右隅にいた橋岡の元へ。ワントラップから素早く右足を振り抜くと、これがゴール左に決まり2-1と逆転に成功。解説の福田正博氏も「何本打っても決まるゴールではないですよね」と絶賛のゴラッソだった。

 試合はこのまま2-1で終了。浦和がリーグ戦では9試合ぶりの勝利を飾った。この結果、両チームが勝点35で並び、暫定ながら得失点差で10位に浦和、11位清水という結果になった。

 代表ウィークを挟んで行なわれる29節(10月18日)では、浦和はホームに大分を迎え、清水は広島をホームに迎える。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【橋岡大樹 PHOTO】豪快ミドルでチームを勝利へと導く

【浦和 2-1 清水 PHOTO】魂のゴールを橋岡が突き刺し浦和が勝利
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事