長友佑都スタメンのガラタサライ、ホームでパリSGに惜敗。“盟友”イカルディに移籍後初ゴールを許す【CL】

2019年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

粘り強く守り続けていたが…

長友(右)は守備に追われる場面が目立ったが、77分まで精力的にプレーした。 (C) Getty Images

 現地時間10月1日、チャンピオンズ・リーグの第2節が各地で行なわれ、開幕節でクラブ・ブルージュとスコアレスドローに終わったガラタサライは、ホームにリーグ・アン王者のパリ・サンジェルマンを迎えた。

 ガラタサライは、今夏に加入したコロンビア代表のラダメル・ファルカオとオランダ代表のライアン・バベルのツートップに並べ、長友佑都はいつも通り左SBに入った。

 対するアウェーのパリSGは、ネイマールが出場停止のため、インテルから期限付きで加入したマウロ・イカルディと、アンヘル・ディ・マリア、パブロ・サラビアの3トップを選択。キリアン・エムバペはベンチスタートとなり、長友と対峙する右SBにはベルギー代表のトマ・ムニエが入った。

 試合は、ホームチームが非常に慎重な入りを見せ、前半は静かな展開となった。パリSGにボールを保持させながらも、バランスを崩さないように粘り強い守りを見せ、時折訪れたピンチもGKフェルナンド・ムスレラの好守で防ぐ。

 しかし、後半に入って52分だった。ディ・マリアの縦パスに抜け出たサラビアが中央に折り返したところを、走り込んできたイカルディに決められ、1点をリードされる。インテル時代に長友と同じ釜の飯を食ったアルゼンチン代表FWはこれが、移籍後初ゴールとなった。

 追うトルコの雄は、ホームスタジアムの大歓声を背に少しずつ前がかりになるが、得点に結びつかない。

 そんななか、パリSGは、61分にスコアラーのイカルディに代え、エムバペを投入。ガラタサライの守備陣にプレッシャーをかける。

 要所で左サイドを駆け上がった長友は、66分にゴールラインぎりぎりまでムニエと競り合いながら中央にクロスを送り、チャンスを創出す。だが、このボールは浮き上がってしまい、チームメイトには届かずに終わった。日本代表DFは、77分いオメル・バイラムと交代でピッチを退いている。

 ガラタサライは守備に追われる時間が続き、攻撃のかたちを最後まで作ることができず。0-1ののまま、試合終了のホイッスルを聴いた。

 パリSGは2連勝でグループAの1位、ガラタサライは1分1敗で3位となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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