「なぜジダンは移籍させたんだ?」マジョルカ久保建英が放つ“異才”を南米メディアが絶賛!

2019年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ホンモノ。アトレティコ相手でも十二分な出来」とも

アトレティコ戦でも存在が際立っていた久保。週末のアラベス戦ではゴールという結果を残して、チームに勝利にもたらしたい。(C)Mutsu KAWAMORI

 日本代表MF久保建英の"異才ぶり"を南米の人気サッカーサイト『depor』が称えている。
 
 現地水曜日のラ・リーガ第6節、久保を擁するマジョルカは本拠地で強豪アトレティコ・マドリーと対戦。チームは0-2と敗れ去ったものの、久保は移籍後初の先発フル出場を果たし、右サイドから攻撃陣を力強く牽引した。カウンターからの右足ショットがポストを叩くなどいくつかのチャンスを創出し、ホームサポーターの喝采を浴びた。
 
 その出色のパフォーマンスを受けて、『depor』は「"タケ"クボは間違いなくマジョルカでもっとも危険なプレーヤーだ」と評し、次のように絶賛している。
 
「タケフサ・クボはホンモノだ。18歳の日本人はプレー機会が訪れるたびに輝きを放ち、それはアトレティコのようなタフなチームを相手にしても十二分な出来だった。とりわけ後半は何度も敵ゴールに迫り、名手オブラクにシュートを阻まれたものの、マジョルカ最大のチャンスを掴んだのも彼だ。スコアが0-1だっただけに、クボにとってのラ・リーガ初ゴールが決まっていれば、試合はどう転んでいたか分からない」
 
 そして同メディアは、「加入して間もないなかでこれだけの能力を発揮している。なぜ(レアル・マドリー監督の)ジダンは彼を手元に置かず、移籍させてしまったのだろうか」と疑問を投げかけた。

 
 久保の声価が高まる一方で、マジョルカはラ・リーガで早くも4敗目。自動降格圏内の18位に順位を落としており、早くも窮地に陥っている。日曜日に行なわれる敵地でのアラベス戦でもスタメン出場が濃厚な久保。今度こそはゴールという結果を叩き出し、チームに3ポイントをもたらす活躍を果たしたいところだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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