「“ナカジマ・ショック”だ」「明らかに特別な存在」ポルト中島翔哉の活躍を、現地紙&サポが激賞!

2019年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

フル出場で勝利に貢献

持ち味のドリブルや鋭い切り替えしを披露した中島。その度にホームスタジアムでは歓声が上がった。 (C) Getty Images

 現地時間9月25日、ポルトガルのリーグカップ「タッサ・ダ・リーガ」のグループステージ第1戦が行なわれ、ポルトは3日前のリーグ戦で対戦したばかりのサンタ・クララと相まみえた。

 ポルトの日本代表MF中島翔哉は、この試合にトップ下で先発出場。決勝点となるゴールをアシストしたほか、随所で持ち味を発揮し、攻撃陣を牽引した。90分フル出場で攻守に動き回った中島は、1-0の勝利に貢献している。

 現地紙『Diario de Nolicias』は、「ナカジマはファビオ・シルバの記念すべき夜を祝福した」と報じ、「ポルトで史上最年少となる17歳2か月6日で先発を飾ったユース出身の選手にとって、忘れられない夜を提供した」とその活躍ぶりを称えた。

「ナカジマはピッチ上の主役を演じていた。日本人のウインガーは試合開始直後から積極的にシュートを放ち、相手にとって危険な存在であることを証明した」

 また、現地メディア『zerozero.pt』も「リーグカップでの"ナカジマ・ショック"」とタイトルを打ち、この日の中島のプレーに拍手を送っている。

「リーグカップの開幕戦、ポルトとサンタ・クララの試合はお互いに主力が欠けた、素晴らしいショーではないことが予想されていた。しかしナカジマのクオリティーが改めて披露された点と、その活躍で勝利を手に入れたことは収穫だった。

 メンバーを入れ替え、新たなシステムで挑んだポルトのサッカーはスピードが落ち、退屈だった。だがナカジマだけは別だ。彼は開始1分からサンタ・クララのGKに挨拶代わりのシュートを放って揺さぶり、試合中ずっと走り続けることをやめなかった。前半終了間際には左サイドで素晴らしい仕事をし、中央に完璧なクロスを供給した。素晴らしいアシストだ」

 試合後にサポーター投票で決まるマンオブ・ザ・マッチにも選出された中島。投票とともに、「彼のプレーをもっと観たいよ」「ナカは明らかに特別な存在だった」「スタジアムはショウヤのダンスホールになっていた」「ナカゴッド(神)だ」「エラシコに沸いた」といった絶賛のコメントも寄せられている。

 ポルトは9月29日にホームでリオ・アベとのリーグ戦に臨んだ後、10月3日に行なわれるヨーロッパリーグ第2節で、フェイエノールトと敵地で対戦する。少しずつ出場時間が増えている10番に、出番が回って来る可能性も高そうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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