Jリーグは９月24日、同21日から23日に行なわれた試合で生まれたゴールを厳選し、ランキング化した「週間トップ10ゴール」を発表した。先週末はJ２のみの開催となっている。

　２位から11位までがわずか勝点８差と混戦模様となっているJ２。今節も各地で熱戦が繰り広げられ、数々のスーパーゴールが生まれた。
 
　３位にランクインしたのは、千葉のホームに乗り込んだ徳島から、79分の藤田征也の同点ゴール。ペナルティエリア右での野村直輝とのパス交換から、ディフェンスラインの間を抜け出した藤田が落ち着いてGKの股を抜いた。
 
　２位には、得点ランキングトップの20ゴール目を記録した長崎の呉屋大翔の得点だ。ホームに京都を迎えた一戦。30分に香川勇気の左サイドからのクロスに玉田圭司がヘッドで後ろに送ると、これに反応した呉屋大翔が胸トラップからすぐさま左足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。呉屋は３試合連続ゴールと好調をキープしている。
 

　そして気になる第１位は、首位の柏を４試合ぶりの勝利に導いた江坂任の決勝弾だ。80分、クリスティアーノの右サイドからの強引なクロスをペナルティエリア右で受けた江坂が、中央に持ち出して左足で打ち抜いた。この試合終盤の貴重なゴールにスタジアムは歓喜に包まれた。
 
　そのほかにも、岡山の中野誠也の華麗なパス回しからの得点や、GKとの１対１を巧みにかわした水戸の黒川淳史のゴールなどが選ばれている。
 
　今週末は、28日、29日にかけてJ１・J２・J３の全試合が開催され、さらに多くのスーパーゴールが生まれる予感。どんな得点が見られるだろうか、注目したい。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部