メッシ&ラピノーが年間MVP! プスカシュ賞やベスト11などFIFAアウォーズの全受賞者を一覧!

2019年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

名将クロップが嬉しい初受賞!

左からメッシ、エルス、クロップ、ラピノー。FIFA選出の“ベスト”を受賞したカルテットだ。(C) Getty Images

 9月23日(現地時間)、2019年のFIFA年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」がイタリア・ミラノのスカラ座で開催された。ここでは全受賞者を紹介しよう。

 まず最優秀選手賞は、男子がバルセロナにラ・リーガ連覇をもたらしたリオネル・メッシが、史上最多となる通算6度目の受賞。一方の女子は今夏に行なわれたワールドカップを制したアメリカ代表の精神的支柱、ミーガン・ラピノーが選出されている。

 男子の最優秀監督は、リバプールに14年ぶりのビッグイヤーをもたらしたドイツの熱血漢ユルゲン・クロップが初受賞。女子は、初夏のフランスでアメリカ代表を4度目の世界王者に導いた指揮官ジル・エリスが、2015年以来2度目の受賞を果たしている。

 フェアプレー賞は、リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督と選手たちに送られた。今年4月28日に行なわれたイングランド・チャンピオンシップ(2部)第45節、アストン・ビラ戦でのプレーがクローズアップした。

 リーズのマテウシュ・クリヒが、相手の選手が負傷して倒れているのを無視してゴールを挙げたことを受け、直後にビエルサ監督がアストン・ビラへの得点を指示。この1点で追いつかれたリーズは、プレミアリーグへの昇格を逃してしまった。FIFAは、「勝利よりも価値のあるものを選んだ称賛すべきスポーツマンシップ」と最大級の賛辞を贈っている。

 もっとも優れたゴールを決めた選手が栄誉を得るプスカシュ賞は、18歳のハンガリー人FWダニエル・ゾリの頭上に輝いた。国内リーグで見せた、自身プロ初ゴールとなる鮮やかなバイシクルショットだ。リオネル・メッシやズラタン・イブラヒモビッチら名手たちのスーパーゴールを抑えての受賞となった。

 以下が男女のベストイレブンを含めた受賞者の一覧だ。

◇最優秀選手賞
男子:リオネル・メッシ(バルセロナ/アルゼンチン代表)
女子:ミーガン・ラピノー(レインFC/アメリカ代表)
 
◇最優秀監督賞
男子:ユルゲン・クロップ(リバプール)
女子:ジル・エリス(アメリカ代表)
 
◇フェアプレー賞
マルセロ・ビエルサ、リーズ(イングランド)
 
◇プスカシュ賞
ダニエル・ゾリ(ヴィデオトン/ハンガリー国籍)
 
◇ファン賞
シルビア・グレコ(盲目の息子のサッカー観戦のために自ら実況してサポートしたブラジル人女性)

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