「超人的なスーパーセーブ!」「ひとり3役だ」エジプト人GKの“圧巻ダブルセーブ”に世界中が喝采!

2019年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

名手リネカーも「並外れている」と絶賛

エジプトのリーグで驚愕の“ダブルセーブ”が飛び出した(写真はイメージ)。(C)Getty Images

 現地9月21日、なかなかお目にかかれないスーパーセーブがエジプト・プレミアリーグで生まれた。
 
 同リーグの開幕節、ピラミッズFC対エンピの一戦、その30分だ。1点のビハインドを背負っていたエンピは、高い守備ラインの裏のスペースに鋭いロビングパスを出されてしまう。この大ピンチに猛ダッシュで呼応したのが、エンピの22歳GKモハムド・ガドだった。エリア外で手が使えないため、豪快なダイビングヘッドを繰り出し、見事クリアに成功する。
 
 凄かったのはここからだ。そのクリアボールを相手アタッカーに拾われると、今度は自陣ゴールめがけて超ロングシュートを放たれる。飛び出していたガドはふたたび猛ダッシュで取って返して……。なんとギリギリのタイミングで両腕を目いっぱいに伸ばし、枠の外に弾き出したのである。
 
 このビッグプレーを称えたのが英紙『The Sun』だ。「史上最高のダブルセーブ!」と銘打ち、「アクロバチックで超人的なスーパーぶり。この動画が拡散すれば、ガドは世界的な知名度を得るだろう」と評した。そして「終わってみればエンピの0-4大敗。ガドの健闘は報われなかった」と綴っている。

 
 元イングランド代表FWで現在英公共放送『BBC』でコメンテーターを務めるガリー・リネカー氏も、自身のツイッターでガドの妙技を紹介し、「並外れたセーブだ」と絶賛。さらにSNS上では世界中から、「あり得ない身体能力だ!」「こんなの見たことない!」「ゴールキーパー、ディフェンダー、スイーパーのひとり3役じゃないか!」「クレイジーにもほどがある!」「すでに今季のベストセーブに認定」などなど、賛辞が後を絶たない。
 
 エジプト中堅クラブの若き守護神は、一夜にしてワールドワイドな有名人となったのだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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