セリエA復帰戦の相手はユーベか
自由奔放な行動で物議を醸してきたバロテッリ。だが、4年ぶりのイタリア復帰に闘志を漲らせているようだ。 (C) Getty Images
サッカー界きっての悪童が燃えている。
今夏に故郷のクラブであるブレッシャに加入したのが、イタリア代表FWのマリオ・バロテッリだ。フリーでの入団のため、移籍金こそゼロだが、年俸は昇格組では破格とも言える300万ユーロ(約3億7500万円)となっており、その期待値の高さが伺える
8年ぶりのセリエAへ復帰した地方クラブで、エースとして期待される"スーペル・マリオ"。そのパフォーマンスとともに注目されているのが、これまで数えきれないほど犯してきた「バッドボーイ(悪童)」の破天荒な振る舞いだ。
だが、本人はネガティブな声を意に介さず、むしろやる気に満ちているようだ。
今夏に故郷のクラブであるブレッシャに加入したのが、イタリア代表FWのマリオ・バロテッリだ。フリーでの入団のため、移籍金こそゼロだが、年俸は昇格組では破格とも言える300万ユーロ(約3億7500万円)となっており、その期待値の高さが伺える
8年ぶりのセリエAへ復帰した地方クラブで、エースとして期待される"スーペル・マリオ"。そのパフォーマンスとともに注目されているのが、これまで数えきれないほど犯してきた「バッドボーイ(悪童)」の破天荒な振る舞いだ。
だが、本人はネガティブな声を意に介さず、むしろやる気に満ちているようだ。
29歳となったストライカーは、『DAZN』のインタビューに対し、「まだ、90分間、持ちこたえる足はない」と答えたうえで、次のようにやる気を漲らせた。
「プレシーズンも2試合プレーしただけだ。だけど、準備はできている。加入してからの1か月半で、俺は過去10年よりもハードにトレーニングしてきた。これまでこんなに練習で動いたことはなかったぜ」
さらに「これまでになかったぐらいのベストな体重になっている」とコンディションの良さを口にしたバロテッリは、最終的な目標も宣言した。
「調子はいい。最後に今の体重だったのは、20歳だったマンチェスター・シティ時代じゃないか? とにかく俺の最終的な目標はイタリア代表としてユーロに出ることだ。そのためにブレッシャでできるだけ早く、より良いコンディションに仕上げていくことが大事になる」
現地時間9月24日に行なわれるユベントスとの一戦で、マルセイユ時代に科された出場停止処分が解けるバロテッリ。絶対王者との大一番でいかなるパフォーマンスを見せてくれるのだろうか――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部