「最も危険なプレーヤーだった」今季初ゴールを決めた宮市亮を独メディアが絶賛! 専門誌はMOMに選出

2019年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

値千金の同点弾をねじ込む!

貴重な同点ゴールを決めた宮市。そのパフォーマンスにはドイツ・メディアも高い評価を与えている。 (C) Getty Images

 ドイツで4シーズン目を送る韋駄天アタッカーが見せた。

 現地時間9月22日、ドイツ・ブンデスリーガ2部の第7節が行なわれ、ザンクトパウリは敵地でオスナブリュックと対戦した。

 この試合で存在感を誇示したのが、開幕から7試合連続で先発したザンクトパウリの宮市亮だ。4-2-3-1の右サイドハーフで起用された26歳のスピードスターは、1点のビハインドを追う22分に大仕事をやってのける。左サイドを突破したディミトリオス・ディアマンタコスの鋭いクロスを、左足で豪快にねじ込んだのだ。

 その後、一進一退の攻防が続いた試合は1-1のドローで終了。値千金の同点弾となった今シーズン初ゴールを決めた宮市は、地元メディアから称えられている。

 ドイツのサッカー専門誌『Kikcer』は、「この日、最も危険な攻撃的プレーヤーになった。ディアマンタコスの完璧なお膳立てにきっちりと応じ、ドローに持ちこんだ」と絶賛し、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。さらに地元ハンブルクの『DIE WELT』紙は、「味方に見出されたミヤイチが勝点をもたらした」と、その決定的な伝えた。

 ただ、チーム自体は、今節を消化した段階で、2勝3分け2敗の10位と低調だ。そのため、ドイツの地方紙『Faz』は、「ザンクトパウリは未だ勢いに乗り切れずにいる」と試合内容をシビアに評価した。

 上り調子の宮市は、今後もコンスタントに得点に絡む活躍を見せられるか。そのパフォーマンスが、9シーズンぶりの昇格を目指すザンクトパウリの浮沈の鍵を握っているかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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