久保建英の近未来にも影響が!? スペイン紙がマドリーの新指揮官候補3名をリストアップ!

2019年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョは「行く気はないよ」とやんわり否定

左からアッレーグリ、モウリーニョ、そしてラウール。ジダン政権に取って代わるとすれば──。(C)Getty Images

 もはやジネディーヌ・ジダン政権は風前の灯か。スペイン全国紙『MARCA』がレアル・マドリーの次期監督候補をリストアップした。
 
 4節を終えたラ・リーガは2勝2分けと黒星こそないものの内容は低調で、水曜日のチャンピオンズ・リーグ開幕戦では、ネイマールやキリアン・エムバペらを欠いたパリ・サンジェルマンに0-3の完敗を喫した。主力に怪我人が相次ぐ不運に見舞われたとはいえ、ジダン監督の手腕に疑いの目が向けられているのだ。
 
 そこで『MARCA』紙は現実味のある後任候補として、3人のビッグネームをピックアップ。ともに現在フリーのジョゼ・モウリーニョとマッシミリアーノ・アッレーグリ、そして今季からレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)を率いているラウール・ゴンサレスだ。次のように説明している。
 
「モウリーニョの帰還はマドリーに特大のショックをもたらすだろう。クラブを熟知している自分こそが、革命が必要なマドリーにもっとも役立つ存在だと信じているはずだ。アッレーグリは2018年夏にもジダン後任の有力候補となり、その際はユベントスでの栄誉を優先した。今回も間違いなく候補者名簿に名を連ねている。ここ最近はジダンとサンティアゴ・ソラーリがカスティージャから緊急昇格してトップを指揮した。ラウールはまだ経験が浅いが、十分に就任の可能性はあるだろう」
 
 ただモウリーニョ自身は英メディアの取材に応え、「マドリーに行く気はないよ。いまは監督がいるわけで、波風を立てるのは敬意を欠く。いまの体制で上手く事が進み、問題が解決されると考えている」と語っている。

 
 はたしてモウリーニョの本心、そしてフロレンティーノ・ペレス会長の胸中やいかに──。『MARCA』紙が挙げた3候補は若手選手の育成・起用についてまるで異なる考えを持っており、1年後にマジョルカでのレンタル期間が終了する久保建英の処遇にも小さくない影響を及ぼすだろう。同紙は読者に向けて、「3人のうち誰が適任か?」の投票を募っている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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