マンチーニ監督が希望するSBコラロフの他、インテルが新戦力候補を物色中

2014年12月02日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

サンプドリアをリードする若きイタリア代表選手たちにも注目。

あのロベルト・カルロスが引き合い出されるほどの強烈な左足を持つサイドプレーヤー、コラロフ。マンチーニ監督は常々高く評価しており、ガラタサライを率いていた際にも獲得を狙っていたという。 (C) Getty Images

 インテルのロベルト・マンチーニ監督は、マンチェスター・シティ時代に自ら惚れ込んで獲得したセルビア代表左SBアレクサンダル・コラロフを、新天地に呼び寄せたいと考えている。
 
 冬のメルカートに向けてクラブに提出した補強リストには、今季トリノからアトレティコ・マドリーに移籍したものの出場機会のないイタリア代表のウイング、アレッシオ・チェルチらととともに、コラロフの名前が挙がっているという。
 
 シティが放出に応じるかどうかも含め、この移籍話が進展するかどうかは未知数だが、マンチーニは可能性を探り続ける意向である。
 
 なお、インテルのターゲットはこの2人だけではない。ジェノバで行なわれたサンプドリア対ナポリの観客席には、スカウティング責任者マッシミリアーノ・ミラベッリの姿があった。
 
 お目当ては、好調サンプドリアを牽引するFWステーファノ・オカカ、MFロベルト・ソリアーノという2人の若きイタリア代表だったようだ。
 
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野 道郎
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