メッシが今季初出場のバルサ、“疑惑”のPKストップで辛くも勝点1を奪取!ドルトムントの猛攻を凌ぐ【CL】

2019年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブラントのミドルがバーを叩く

57分にロイス(左)のPKをテア・シュテーゲン(右)がストップ。勝敗を左右するビッグプレーだったが……。(C) Getty Images

 現地時間9月17日、チャンピオンズ・リーグのグループステージ第1節(F組)、ドルトムント対バルセロナの注目の一戦が行なわれた。

 アウェーのバルサは故障していたメッシがようやく戦線復帰したものの、ベンチスタート。3トップは、左からグリエーズマン、スアレス、そして売り出し中の16歳アンス・ファティという並びとなった。

 そのリーガ王者は11分、いい形でボールを受けたグリエーズマンが左足で狙うも、DFフンメルスにブロックされて枠を外れる。

 ドルトムントは38分、ラングレからボールを奪ったロイスがパコ・アルカセルに繋ぎ、最後は後方から走り込んできたサンチョが遠めから狙うもヒットできない。

 前半は両チームともなかなか決定機を作れず、スコアレスで終える。
 
 後半立ち上がりの47分、バルサはスアレスがエリア内に切れ込み、角度のないところからシュートを放つが、GKビュルキに阻まれる。

 その後はドルトムントに押し込まれる時間が続き、迎えた56分だった。40分にジョルディが故障でセルジ・ロベルトと交代したため、右SBから左サイドに回っていたセメドがサンチョを倒し、PKを与えてしまう。

 しかし、ロイスのPKを守護神テア・シュテーゲンがセーブ。キックの瞬間よりだいぶ早く動いていたように見えたがお咎めはなく、ピンチを凌ぐと、60分にはファティとブスケッツに替えて、メッシとラキティッチを投入。メッシはこれが今シーズンの公式戦初出場となる。

 ただ、それでも流れは変えられず、71分にパコ・アルカセル、75分にはロイスに際どいシュートを浴びる。その後もホームチームの猛攻を受け、途中出場のブラントが放った77分のミドルはバーに救われた。

 結局、試合はスコアレスドローで終了。バルサは勝点1を拾う形となった。ただ、テア・シュテーゲンのPKストップは、物議を醸すことになるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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