【浦和】「我々に混乱をもたらした」上海上港指揮官が名指しで称賛したプレーヤーとは

2019年09月18日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「彼はすごく良い選手」

上海上港のペレイラ監督。試合後は浦和を良いチームだと称賛していた。(C)SOCCER DIGEST

[ACL準々決勝・第2戦]浦和1-1上海上港/9月17日/埼玉スタジアム2002
 
 浦和レッズは9月17日、ACL準々決勝で上海上港を下して準決勝進出を決めた。ホームでの第2戦は1-1。敵地での第1戦(2-2)で得たアウェーゴールのアドバンテージを活かした形だ。
 
 第2戦を終えた後の会見で、上海上港のヴィトール・ペレイラ監督は、以下のように試合を振り返った。
 
「やはり、ヤン(・シーユエン)がいなくなったのは痛かった(26分に負傷交代)。前にいける選手を失って、中盤に大きなスペースができてしまった。中盤が機能しなくなった瞬間、そのスペースをうまく使われやられてしまった。やはり浦和は良いチーム。我々としては大きな問題を抱えていた」
 
 悔しさ混じりにそう語ったポルトガル人指揮官が、印象に残ったのが興梠慎三だという。「特に背番号30の興梠選手。彼はすごく良い選手で、我々に混乱をもたらした」と名指しで称賛。
 
 興梠は第1戦で、DFの背後に抜け出して追加点を奪うと、第2戦でも左サイドからのクロスに頭で合わせて先制ゴールを奪取。浦和の4強入りの立役者となった。
 
 そんな浦和のエースは、敵将にとって脅威の存在だったに違いない。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
【ACL PHOTO】浦和 1-1 上海上港|2年ぶりの4強進出!アウェーゴール数で上回り上海上港を撃破!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事