ボルドーかアーセナルか――引退後のアンリが入閣するのは?

2014年12月02日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

アンリはアメリカを去るが、新たにイタリア人選手がMLSへ。

1994年から始まった輝かしき選手としてのキャリアを終えて、新たな道を歩み始めるのか。 (C) Getty Images

 5シーズンにわたってプレーしてきたニューヨーク・レッドブルズの公式サイト、および自身のフェイスブックで、今季限りの退団が発表された元フランス代表FWティエリ・アンリ。
 
 すでに、フランス代表の元チームメイトで現在はボルドーを率いているウィリー・サニョールがコーチとして招聘に動いているほか、古巣アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督も、何らかの形でアンリをスタッフに加えたいと考えているようだ。
 
 アンリ本人はまだ、今後の動向を明らかにしていないが、年内には何らかの決断が下されるものと見られる。
 
 このように一時代を築いたストライカーは去るが、欧州から米国MLS入りの流れは止まることなく、今度はミラン、フィオレンティーナ、ナポリ、ヴェローナなどでプレーした31歳のMFマルコ・ドナデルが、モントリオール・インパクトと契約を交わしたと発表されている。
 
 モントリオールでは昨シーズンまで、マルコ・ディ・バイオ、アレッサンドロ・ネスタといった元イタリア代表がプレーしており、同クラブでは3人目のイタリア人選手となる。
 
 ちなみにネスタは、10月に開幕したインドスーパーリーグで首位を走るチェンナイ・タイタンズ(監督はマルコ・マテラッツィ)と先頃契約を交わして、現役を続行している。
 
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野 道郎
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