堂安、試合終盤にようやく出場機会を得る
PSVでデビューを飾った堂安。21歳の若武者がついにオランダの名門での第一歩を踏み出した。 (C) Getty Images
現地時間9月14日、エールディビジの第6節が行なわれ、3位のPSVは本拠地で1位のフィテッセと対戦した。
先月31日にフローニンヘンからPSVにステップアップ移籍をした後、日本代表の一員として、5日のパラグアイと10日のミャンマー戦に出場していた堂安律は、2日前にチームに再合流したばかりだったが、ベンチ入りを果たした。
キックオフ直後から攻めるPSVと守るフィテッセという構図で進んだ試合は、立ち上がりこそ攻めあぐねていた前者だったが、18分に均衡を破る。相手のパスを敵陣で奪ったブルーマがゴール前にラストパス。これをエリア内で受けたマレンが難なく決めた。
堂安と同じく今夏に加入したウインガーのブルーマを起点とした攻撃で先手を取ったPSVは、その後も相手を小気味よいパスワークからのスピーディーな攻撃を展開。かたやフィテッセは局面でもことごとく競り負けて防戦一方となっていった。
その後も危なげなく試合を進めたホームチームは、36分にマレンが追加点を挙げてアウェイチームを突き放し、2-0とリードして前半を折り返した。
先月31日にフローニンヘンからPSVにステップアップ移籍をした後、日本代表の一員として、5日のパラグアイと10日のミャンマー戦に出場していた堂安律は、2日前にチームに再合流したばかりだったが、ベンチ入りを果たした。
キックオフ直後から攻めるPSVと守るフィテッセという構図で進んだ試合は、立ち上がりこそ攻めあぐねていた前者だったが、18分に均衡を破る。相手のパスを敵陣で奪ったブルーマがゴール前にラストパス。これをエリア内で受けたマレンが難なく決めた。
堂安と同じく今夏に加入したウインガーのブルーマを起点とした攻撃で先手を取ったPSVは、その後も相手を小気味よいパスワークからのスピーディーな攻撃を展開。かたやフィテッセは局面でもことごとく競り負けて防戦一方となっていった。
その後も危なげなく試合を進めたホームチームは、36分にマレンが追加点を挙げてアウェイチームを突き放し、2-0とリードして前半を折り返した。
迎えた後半、46分にマレンがハットトリック達成となる3点目をヘディングで突き刺して差を広げたPSVは、フィテッセの反撃を危なげなくかわしていった。
3点目を奪って趨勢を定めた感のあったPSVは、ペースを落としして試合を締めにかかると、62分にガクポ、71分にミトログルと次々に攻撃的なカードを切り、着実に時間を消化。そのなかで試合終盤の79分にブルーマに代わって堂安がピッチに立った。
PSVデビューを飾った堂安は、約10分間の出場で見せ場は多くはなかったが、右サイドで卒のないプレーを披露。まずまずのデビューとなった。
その後、83分と85分にマレンがそれぞれPKを決め、この試合自身5点目をマーク。結局、この若手FWの怒涛のゴールラッシュによって大差をつけたPSVは5-0でフィテッセとの上位対決を制した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部