メッシ抜きのバルサが“激震”バレンシアに5ゴールで快勝!16歳ファティ&デヨングが1G1Aの大活躍 

2019年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始2分で先制ゴール

ともに1ゴール・1アシストをマークしたファティ(左)とデヨング(右)。ニューカマーが勝利を呼び込んだ。写真:Rafa HUERTA

 現地時間9月14日に行なわれたラ・リーガ第4節で、バルセロナがバレンシアをホームに迎えた。

 依然としてメッシが故障中のバルサは、前節のオサスナ戦でクラブ史上最年少ゴールを更新したアンス・ファティを先発で起用。そして、この策が奏功する。

 開始2分、デヨングが右サイドから送り込んだボールをグリエーズマンがスルーすると、後方から走り込んできたファティが右足を振り抜き、いきなり先制する。その5分後には、今度はファティが左サイドからドリブルで切れ込み、折り返したところをデヨングが決めて、あっという間にリードを広げた。

 ファティの勢いは止まらない。16分にも左サイドから切れ込んで際どいシュート。11日にマルセリーノ監督を電撃解任し、バルサOBでもあるセラーデスを新指揮官に迎えたバレンシアを圧倒する。

 しかし27分、最終ラインを崩され、ガメイロにゴールを許す。その後もカウンターからピンチを招くも、守護神テア・シュテーゲンの鋭い飛び出しで事なきを得た。
 
 追加点が生まれたのは後半に入って51分だった。グリエーズマンのシュートを昨シーズンまでバルサでプレーしていたGKシレッセンが取り損ね、こぼれ球をピケが押し込んだ。

 60分には、故障で2、3節を欠場したスアレスを大活躍のファティに代わって投入。するとその1分後、このウルグアイ代表FWがいきなりノーステップで鋭いシュートを突き刺し、試合を決定づけた。

 82分にもスアレスがゴールを奪い、マニータ(5得点)を達成したバルサ。後半アディショナルタイムに1点を許したものの、5‐2で大勝。これで開幕4試合を2勝1分け1敗とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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