【J1採点&寸評】G大阪1-0鳥栖|押し込まれるガンバを救った渡邉千真がMOM!主導権を握った鳥栖は決定力に泣く

2019年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――攻め込まれる時間帯が続いたが、選手全員が勝利への執念を見せた

【警告】G大阪=小野瀬(53分) 鳥栖=なし
【退場】G大阪=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】渡邉千真(G大阪)

[J1リーグ26節]G大阪1-0鳥栖/9月14日(土)/パナスタ

【チーム採点・寸評】
G大阪 6

前半は狙いとする攻めを見せていたものの、後半は鳥栖の攻勢の前に一方的に押し込まれる時間帯が続いた。鳥栖の決定力不足にも救われたのは事実だが、それでも選手全員が勝利への執念を見せた。

【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 6

立ち上がり早々の福田のシュートをビッグセーブ。キックミスでピンチを招く場面もあったが後半劣勢の時間帯に懸命のセーブを見せ、その存在感で相手に見えない圧力をかけた。
 
DF
27 髙尾 瑠 5

前半、決定的なチャンスで攻め上がりながらもクロスを選択したのはいただけない。後半はビルドアップでもミスが多く、決定的なピンチを招くなど、今後に不安をのぞかせるプレーだった。
 
5 三浦弦太 6
前半から金崎とバチバチやりあった。ビルドアップでミスもあったが、高尾のサイドのケアをしながら、崩壊寸前の最終ラインを懸命に支え続けたのは評価されるべきだ。
 
19 キム・ヨングォン 6
韓国代表から合流したばかりの過密日程を感じさせないプレー。ただ、藤春と連係は久々だっただけに、何度か自身のサイドで危ない場面を作られることもあったが、かろうじて踏ん張った。
 
4 藤春廣輝 6
本来の藤春ならば6点はつけないが、全体合流後一度も90分の試合をこなさずして、鳥栖戦を戦い抜いたのは見事。前半は倉田とのホットラインから鋭い攻め上がりを見せていた。
 
MF
7 遠藤保仁 6

宮本監督が選ぶ序列が上がってきているのも納得の出来。前半は気の利いたパスで、崩しを工夫し、攻撃を牽引。要所では守備のスイッチも入れたが、劣勢の後半の展開だと持ち味が半減。
 
15 井手口陽介 5.5
広い範囲をケアし、さすがの運動量を見せたがクエンカに対しては相手がうまさを見せた。しかし振り切られた後のリカバーと、最後のところで芽を摘むあたりはさすが。

次ページG大阪――決勝点はベテランらしい勝負強さを見せ、チームを救った。

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