岡崎慎司、2試合連続途中出場も見せ場を作れず…。ウエスカも終盤失点で連勝が「4」でストップ

2019年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

閉塞感が漂っていた攻撃を活性化させられず…

岡崎は移籍後2試合連続出場とコンスタントに出場機会を得られている。 (C) Getty Images

 現地時間9月8日、ラ・リーガ2部の第5節が行なわれ、ウエスカは敵地でヌマンシアと対戦した。

 今月4日にウエスカ入団が決まった岡崎慎司は、デビューを飾っていた前節に続いて、ベンチスタートとなった。

 試合は序盤から一進一退の攻防戦が続いた。そのなかでアウェーのウエスカは、16分にラバが負傷交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われたものの、その後はコンスタントにチャンスを創出。ヌマンシアにもほとんど決定機を創らせなかった。

 それでもウエスカはヌマンシアの牙城を崩せなかったため、結局、前半はスコアレスで終了した。

 迎えた後半も積極果敢なチェックを続け、矢継ぎ早にシュートを放っていったウエスカだったが、眼前に立ちはだかるヌマンシアの堅牢を突き崩せず。いたずらに時間を浪費した。

 攻めあぐねる時間が続いたウエスカは73分にテコ入れを敢行。エスクリチェに代えて岡崎を送り込んだのだ。

 敵地に駆け付けたウエスカ・ファンからの大声援を受け、ピッチに入った岡崎は、エリア内にボールを呼び込んでは、懸命なダッシュを披露。だが、ボールホルダーとなった味方とのタイミングが合わないようなシーンが散見した。

 すると、79分にヌマンシアのエスカッシにセットプレーから決められ、よもやの先制を許したウエスカは、パワプレー気味の攻撃を展開したが、最後まで集中力を欠かなかった相手の守りを崩せずに、結局、0-1で敗れた。

 開幕からの連勝が4でストップしたウエスカ。試合を優勢に進めながらアタッキングサードでのアイデアを欠いた攻撃陣は課題を残した格好となっただけに、次節以降、岡崎がいかに違いを生み出していくのかに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事