久保建英が巧みなドリブルでPKを奪取!マジョルカはスコアレスドローに追わるも途中出場で特大の存在感!

2019年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミャンマー戦から中2日で…

A・ビルバオ戦で2試合連続出場を果たした久保。写真:Rafa HUERTA

 現地時間9月13日に行なわれたラ・リーガ第4節で、ここまで14位のマジョルカが2位タイと好調のアスレティック・ビルバオをホームに迎えた。

 今月1日の第3節バレンシア戦でリーガデビューを飾った後、日本代表の一員として、5日のパラグアイと10日のミャンマー戦に途中出場した久保建英は、2日前にマジョルカに帰ってきたばかりだったが、ベンチ入りを果たした。

 立ち上がりからペースを掴んだのは、ホームのマジョルカ。サイドハーフのラーゴとSBのアブドゥラル・ラーマン・ババが縦に並ぶ左サイドから崩しを図るも、決定機はなかなか作り出せない。

 20分過ぎから徐々に盛り返され、25分にはCKからラウール・ガルシアのヘッド、37分にはムニアインの左足シュートでゴールを脅かされる。

 マジョルカにビッグチャンスが巡ってきたのは、後半に入って56分。エリア内でフェバスのヒールパスを受けたラーゴが、フリーでシュートを放つも枠を外してしまう。
 
 その5分後のピンチをGKレイナなファインセーブで防いだホームチームは63分、最初の交代カードでダニ・ロドリゲスに代えて、久保を投入。そのまま4‐4‐1‐1の右サイドハーフに入る。

 その久保は、いきなり果敢なボール奪取を見せて会場を沸かせる。73分にも右サイドからドリブルで持ち込むも、右足のパスが味方に合わなかった。勢いに乗るマジョルカは、直後にセビージャがエリア内で強烈なシュートを放つが、ポストを叩く。

 迎えた80分だった。エリア内で巧みに突破を試みた久保がユーリにファウルで倒され、PKを獲得。激しいジェスチャーで喜びを表現したが、これを途中出場のアブドンがゴール右に外してしまう。

 すると後半アディショナルタイム、今度は自陣ゴール前の混戦でハンドを犯したマジョルカがPKを与えてしまう。しかし今度は、元マジョルカのアドゥリスのシュートをレイナがストップする。

 両チームPKのチャンスを活かせず、試合はスコアレスドローで終了。久保は特大の存在感を発揮したものの、勝ち切れなかったマジョルカは、開幕4戦で1勝1分け2敗となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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