「カガワは本当に良い」「優れたクオリティーを持っている」サラゴサの若手FWが香川真司を絶賛!

2019年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

“トリデンテ”を組んで上々の結果を残す

新天地サラゴサで上々のプレーを続ける香川(右)を絶賛したのは、コンビを組むスアレス(左)だ。 写真:ムツ・カワモリ

 今シーズンに7年ぶりのラ・リーガ昇格を目指すレアル・サラゴサは、その大願を成就させるために攻撃陣へのテコ入れを敢行。新たに迎え入れられたのが、日本代表MFの香川真司とガーナ人FWのラファエル・ドゥワメナ、そしてコロンビア人FWのルイス・スアレスだった。

 4-3-1-2の布陣でトップ下に香川が入り、2トップをドゥワメナとスアレスが組むという"トリデンテ"がもたらす成果は上々だ。開幕から4試合を消化して3人で5ゴールを挙げ、チームも3勝1分けと好スタートを切っている。

 実際にプレーする選手たちも手応えを口にしている。地元紙『Heraldo』の取材で「結果には満足しているよ」と語ったのは、チーム最多の3ゴールをマークしているスアレスだ。

「僕らがマッチするのは時間の問題だった。カガワとドゥワメナの可能性は誰もが知るところだし、少し我慢さえしていれば、やれると思っていたよ」

 さらに21歳のストライカーは、コンビを組む2人についてこう語っている。

「カガワとドゥワメナは最高だ。シンジはブンデスリーガとプレミアリーグでプレーしていたから優れたクオリティーを持っている。それとドゥワメナは獣だ。彼にボールを預けたら安全なんだ。彼らは本当に良い選手たちだと思う」

 さらに「僕は世界最高の選手の一人になるために働いている。平凡な選手になるつもりはない」と野心を剥き出しにしたスアレスは、「サラゴサと一緒にプリメーラ(1部)に上がりたい」とも誓っている。

 やる気を漲らせるスアレスも含めた3人の連係が深まってくれば、必然的に香川も決定機に恵まれる場面が増えてくるはず。今後もアラゴンの古豪を支えるトリデンテのパフォーマンスに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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