ライバル韓国のメディアも森保Jと久保建英の動向を注視!「135位の相手に冷や汗」との見方も…

2019年09月12日 ピッチコミュニケーションズ

韓国、日本、イランを同列に論じ「ふたを開けてみれば大勝はなかった」

久保はパラグアイ戦、ミャンマー戦と華麗なボールタッチで観衆を魅了した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 カタール・ワールドカップ出場を目指してアジア2次予選のスタートを切った森保一監督率いる日本代表の試合結果は、韓国でも詳しく報道されている。
 
「日本、ミャンマー遠征で2対0の勝利…ワールドカップ予選1勝」(『NEWSIS』)
「日本、カタールW杯2次予選の初戦でミャンマーに勝利」(『マイデイリー』)
 
 日本の勝利を伝える報道のほか、ゴールを挙げた中島翔哉や南野拓実の名がヘッドラインになっている報道も多い。
 
「中島先制ゴールで日本、ミャンマーを2-0で撃破…初勝利を挙げる」(『スポータル・コリア』)
「日本、ミャンマーに2-0の完勝…中島・南野が連続ゴール」(『スポーツ・トゥデイ』)
「日本・ミャンマー、ファン・ヒチャンの同僚・拓実がゴール、欧州組が牽引した勝利」(『スポーツQ』)
 
 ゴールを決めた中島や南野を取り上げた記事も多いが、名前が見出しになっている記事本数でもっとも多かったのはやはり久保建英だった。
 
「中島ゴール+久保出場の日本、ミャンマー遠征で2-0の勝利」(『SPOTV NEWS』)
「新星・久保、日本サッカー最年少でAマッチ・デビュー」(『デイリーアン』)
「久保デビューの日本、ミャンマー制圧」(『news1』)
「"また歴史を刻んだ"久保、最年少デビュー、興奮した日本列島」(『スポーツ朝鮮』)
 
『スポーツソウル』は「韓国も久保建英のワールドカップ予選デビューに注目!! 日本は大々的に報じたが……」と題した記事の中で、こう評している。
「日本の勝利も勝利だが、この日の多くの関心は、久保のワールドカップ予選デビューに傾いた」
 
 
 韓国でも久保は注目の存在のようだが、9月10日は韓国、オーストラリア、イラン、中国などもカタール・ワールドカップ・アジア2次予選をスタートさせたこともあって、同列に報じる記事も多かった。
「韓国・中国・日本、揃ってワールドカップ予選初勝利」(『スポーツ韓国』)
「日本、豪州、イランが順調な出発」(『スポーツ京郷』)
 
 そうしたなか、一方ではこんな報道もあった。例えば「アジアのトップシードたちも苦戦、韓国、日本、イランは冷や汗勝利」と題した『スポータル・コリア』だ。パウロ・ベント監督率いる韓国代表も敵地でトルクメニスタン相手に2-0の勝利を飾ったが、「韓国をはじめ日本などは第4シードのチームと対決した。ほとんどが難なく勝利することが予想されたが、ふたを開けてみると大勝はなかった」と指摘している。

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