「ダイブなんて1回もしたことない!」「意味がない」プレミア屈指の点取り屋ケインが“あらぬ疑惑”に猛反論

2019年09月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

宿敵とのダービーでも疑惑が浮上し…

ボディーコンタクトに自信を持つケイン。それだけに“ダイブ”の可能性を問われると語気を強めて否定した。 (C) Getty Images

 世界屈指の点取り屋であるハリー・ケインが、自身に対するあらぬ疑惑を真っ向から否定した。

 プレミアリーグで5シーズン連続二桁得点(うち4回は20ゴール以上)を達成し、所属するトッテナムにおいて不動の大エースとなっているケインは、今シーズンも開幕4試合で3ゴールと好調だ。

 しかし、そのイングランド代表FWに対して、一部から懐疑的な視線が送られている。3節のニューカッスル戦と4節のアーセナル戦で二度に渡ってペナルティーエリア内で倒れ込んで、執拗にPKを主張したからだ。

 この行為に対して一部のファンから、「ケインがダイバー(わざと倒れてファウルもらう選手)である」と非難が相次ぎ、物議を醸しているのだ。

 そうした"ダイブ疑惑"に対してケインは、米メディア『ESPN』の取材で、「僕はそんなことをする必要性がない」と一蹴した。

「ダイブなんて1回もしたことがないよ! アーセナル戦の後、あれが五分五分だったと言ったよね。あのプレーは1年前にウェンブリーで戦った時に取られたPKと似ていて、僕らはPKを取られていたんだ」
 
 そう潔白を主張した26歳のストライカーは、さらにこう続けている。

「僕は身体の使い方が巧い方だと思っている。ストライカーとして、すべてのレベルでそうでなければならないからね。だから、ラインの外なら、ああいうプレーはフリーキックになる。エリア内ではそうはならないけどね。

 人の考え方というのは十人十色だ。ただ、僕はダイブみたいなことを狙っていたわけじゃない。ピッチ上で自分のベストを出そうとしただけさ。そして、最も大事なことは、試合に勝つことでしょ?」

 批判に対して、そう弁明したケインだが、しばらくはエリア内で倒れるたびに、敵サポーターから揶揄されるはめになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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