再び怪我に苦しむ齋藤学。「また傷めたかもしれない…」負傷の瞬間によぎった最悪の事態

2019年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎、横浜のサポーターからは励ましのコメントが

再び怪我に苦しむこととなった齋藤。ツイッターで自身の怪我についての想いを述べた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎の齋藤学が9月3日にツイッターを更新し、自身の怪我について想いを述べた。

 怪我は先発出場を果たした8月24日のJ1・24節、清水戦で負った。立ち上がりから得意のドリブルで積極的に仕掛け、存在感を示していたが、33分に相手との接触で倒れ込み、途中交代を余儀なくされた。クラブによると、診断結果は右膝内側側副靭帯損傷で、全治6~8週間程度を要する見込みだという。
 
 齋藤は、横浜時代の2017年9月にも右膝前十字靭帯損傷の大怪我を負っており、全治8か月と診断。翌年から加入した川崎でも怪我の影響でリーグ戦序盤は出場することができず、復帰を果たしてからもなかなか本来の調子を取り戻せず、長く苦しい時間を過ごした。
 
 今シーズンはここまでリーグ戦で14試合に出場し、2得点を記録。先発での出場機会を徐々に増やし、ポジション確保のため奮闘していた矢先の怪我となってしまった。
 
 斎藤は、この怪我に対して「8月24日エスパルス戦で、右膝内側側副靱帯を損傷しました」と改めてファン・サポーターに報告。続けて、「正直、負傷した瞬間はまた前十字靭帯を傷めたかもしれないと頭の中でよぎりましたが、検査の結果、前十字靭帯は無事でした」と古傷の再発ではないことに、ひとまず安堵の思いを綴り、最後にはチームに貢献できない悔しさと、今後の意気込みを述べた。
 
「今回、また離脱する事でチームの力になれない悔しさや、サッカーが出来ない苦しさをバネに頑張ります」
 
 このツイートに、川崎や横浜のサポーターからは「ゆっくり治して下さいね」「ずっと待ってるので、元気に帰って来てください!」「まなぶ頑張れ!」「大丈夫だよ!学らしくがんばれ!」など温かいコメントが多く寄せられた。
 
 立て続けの怪我で苦しむ斎藤。ただ、背後には現所属クラブのサポーターだけでなく、多くの人間の後押しがある。本人が言うようにこの悔しさ、苦しさをバネに、さらにパワーアップして帰ってきてほしいものだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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